クリヤ・マコト—クリエイティブ・ジャズアンサンブル・ジャパン公演
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日ブラジル外交関係樹立120周年を記念して2015年8月19日～28日、クリヤ・マコト氏を中心としたジャズアンサンブルによるブラジル5都市6回公演を開催します。
今回のブラジル公演のために結成されたアンサンブルメンバーは、クリヤ・マコト氏（ピアノ）、吉田次郎氏（ギター）、納浩一氏（ベース）、大槻“KALTA”英宣氏（ドラム）、安井源之新氏（パーカッション）の日本を代表する、国際的にも大活躍の実力派ミュージシャン5名です。現地では、Teco Cardoso氏をサックスに迎え（全公演）、ゲストボーカルとしてMonica Salmaso氏(リオ公演以外)、Joyce Moreno氏（リオ公演）と共演するという豪華プログラムです。
開催日程
| 日時 | 都市 |
会場 |
|---|---|---|
| 8月19日(水曜日) | サンパウロ | セスキ ポンペイア(SESC Pompeia) |
| 8月20日（木曜日） | リベイラン・プレト | セスキ リベイラン・プレト(SESC Ribeirao Preto) |
| 8月22日（土曜日） | クリチバ | セスキ ダ エスキーナ（SESC da Esquina） |
| 8月24日（月曜日） | ブラジリア | 連邦貯蓄銀行文化センター（CAIXA Cultural Brasilia） |
| 8月27日（木曜日）・28日（金曜日） | リオデジャネイロ | シダージ・ダス・アルテス（Cidade das Artes） ※両日とも |
- 主催：
- 国際交流基金（ジャパンファウンデーション）
- 共催：
- 在ブラジル日本国大使館、在クリチバ日本国総領事館、在リオデジャネイロ日本国総領事館
- 協力：
- 在サンパウロ日本国総領事館
プロフィール（敬称略）
クリヤ・マコト（ピアノ）
米国ウェストバージニア大学で言語学を専攻する傍ら、ライブ活動を開始。卒業後はピッツバーグ大学にてジャズ講師を務め、同時に米東海岸各地でジャズピアニストとして活躍。グラミー受賞者チャック・マンジョーネ・グループに参加するほか、数多くのジャズの巨匠たちと共演した。近年も、自らのグループにて10回におよぶヨーロッパツアーのほか、オーストラリアツアー、モロッコ公演、台湾公演、エジプト公演も成功をおさめるなど、常にワールドワイドに活動を展開。国内外、ジャンルを問わず多くのミュージシャンと共演するほか、作曲家、音楽プロデューサーとしても数々のアーティストや映像作品を手がけている。
クリヤ・マコト公式ウェブサイト
吉田次郎（ギター）
5歳でピアノ、6歳でクラシックギターを始める。18歳で上京し、スタジオ・ミュージシャンとしてプロ活動を開始。その後、マイルス・デイヴィスを聴いた事が転機になり渡米。バークリー音楽院に入学し、卒業後は同学院の講師を務めた。1990年からニューヨークで本格的な音楽活動を始める。シンディー・ローパー、ブレッカー・ブラザーズ、エディー・ゴメス、LAシンフォニー、 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団等、共演歴は極めて多岐にわたる。これまでに国内外合わせて10,000枚以上の作品に参加。2003年、国連WAFINIF親善大使に就任。2015年4月、ハイブリッド盤のニューアルバム「A PASTEL SHADE」をソニーレコードより発売し高い評価を得ている。
吉田次郎公式ウェブサイト
納浩一（ベース）
京都大学卒業後バークリー音楽大学に留学。1985、1986年度のバークリー・エディ・ゴメス・アウォード受賞。1987年に同大学作曲編曲科を卒業。帰国後は都内のライブハウスやスタジオセッションを中心に活動。1996年～2008年、渡辺貞夫グループのレギュラー・ベーシストとして、全国ライブハウスや、モントルージャズフェティバルを初めとする、海外ジャズフェスティバルなど多数に出演した。洗足学園大学では音楽科ジャズコースのベース講師を務め、後進の指導にも積極的に当たっている。
納浩一公式ウェブサイト
大槻“KALTA”英宣（ドラム）
3歳から電子オルガン、7歳からクラシックピアノ、10歳からドラムを始める。学生時代からプロドラマーとしての活動を開始し、ジャンルを問わず様々なバンドを経験する傍ら、20歳の時にはドラム・インストラクターとしても活動を始めた。20代中盤以降は、並行して作編曲家・プロデューサーとしても活動を始め、2002年には「島谷ひとみ」の「亜麻色の髪の乙女」の編曲者として日本レコード大賞・金賞を受賞し授賞式にも出席した。
大槻“KALTA”英宣公式ウェブサイト
安井源之新（パーカッション）
4年に渡るブラジル生活を経て帰国。ブラジルではフィロー・マシャードとのユニット「F to G」、日本では中川昌巳、小畑和彦とのユニット「FONTE」やクリヤ・マコト「RHYTHMATRIX」にてアルバムをリリース。また、テコ・カルドーゾ、ファビオ・トーレス、パウロ・パウレリ等を迎えた自身のソロアルバム「Oh!Bola!!」も発表した。日本を代表するパンデイロの名手として知られ、ブラジルのアーティストだけでなくスティーブ・ガッド、アンソニー・ジャクソン等のジャズミュージシャンとも共演。2014年にグラミー賞を受賞した「Trio Corrente」の1stアルバムをプロデュースしたことでも注目を集める。
安井源之新公式ウェブサイト
[お問い合わせ]
国際交流基金 （ジャパンファウンデーション）
文化事業部 事業第1チーム
担当：倉田、加藤
電話 : 03-5369-6061 ファックス：03-5369-6038