中国現代演劇報告会 ‐日中舞台芸術交流の現在・これから‐ を開催・参加者募集
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日本と中国の舞台芸術交流事業の一環として、中国の現代演劇事情に関する情報・意見交換を目的とした報告会を実施します。基調講演者には中国最高峰の演劇教育機関である北京・中央戯劇学院の准教授、李亦男(リー・イーナン)氏を迎え、中国におけるポスト・ドラマ演劇の現状についてお話いただきます。日本からは、2014年5月から6月にかけて北京で開催された「南鑼鼓巷演劇祭」にて演劇ワークショップを行った日本人演出家、長谷川孝治氏と佐藤信氏、また、5月に上海にて「親子で楽しむ音楽劇『シンデレラ』」を上海戯劇学院と共同制作し公演した劇団SCOTの制作・重政良恵氏をお招きし、現地での活動についてご報告いただきます。更に、「日中舞台芸術交流の現在・これから」をテーマにディスカッションを行います。本報告会を通して、参加者の皆様と日中の舞台芸術交流における今日的な問題意識の共有を図り、今後の両国間の舞台芸術における協力関係構築の可能性を探ります。
概要
会期 | 2014年9月5日(金曜日) 18時30分~21時 |
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会場 | 座・高円寺 けいこ場1(地下3階) 東京都杉並区高円寺北2-1-2 |
主催 | 独立行政法人国際交流基金 |
定員 | 60名(入場無料・先着順・要予約) |
プログラム/登壇者 |
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使用言語 | 日本語、中国語(逐次通訳あり) |
申込方法 | 件名を「中国現代演劇報告会 参加申込」とし、お名前、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)、ご職業を明記の上、下記のアドレスまでメールにてお申し込みください。受付先着順、定員になり次第、締め切らせていただきます。 Eメール: china_performingarts@jpf.go.jp (メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください) 締切:9月5日(金曜日)正午 |
プロフィール
李亦男(リ・イーナン)
北京・中央戯劇学院 准教授。北京出身。
ドイツ文学、舞台芸術、中国学を、中国の北京大学、米国のコロンビア大学、ドイツのハンブルク大学とミュンヘン大学にて学ぶ。2007年からは、ドイツのミュンヘン大学とフランクフルト大学、北京の中央戯劇学院で教鞭をとる。中央戯劇学院では、現在、準教授として演劇学とドラマトゥルギーを教える。2009年からは、中国へのブレヒトのドラマトゥルギー概念と方法論の導入に尽力する。2010年には、ドイツの演劇学者ハンス=ティース・レーマン(1999)による『ポストドラマ演劇』の中国語翻訳を出版し、本書は中国の実験的な演劇制作者らに多大な影響を与えている。2014年には、南鑼鼓巷演劇祭(北京)へThe Independent Theatre Critics' Groupを紹介した。過去には、フェスティバル/トーキョーと草場地五月芸術祭(the Caochangdi May Festival;北京)で審査員を務めた経験を持つ。
関連リンク
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 アジア・大洋州チーム
担当:玄田、尾利出、藤井
電話:03-5369-6062 FAX: 03-5369-6038