舞台芸術専門家派遣事業(シンガポール)派遣アーティスト決定(Yokohama International Performing Arts Meeting(YPAM)との共催事業)

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国際交流基金(JF)は横浜国際舞台芸術ミーティング(Yokohama International Performing Arts Meeting、以下YPAM)との共催事業として、シンガポールへ派遣するアーティストを募集しましたが(国際交流基金 - シンガポールで開催されるダンス分野のプログラムへのアーティスト派遣(Yokohama International Performing Arts Meeting (YPAM) との共催事業)(jpf.go.jp))、この度派遣されるアーティスト5名が決まりました。

なおYPAM会期中(12月)に参加アーティストによる報告会を実施予定です。詳細は後日発表いたします。

概要

派遣期間 2024年10月2日(水曜日)~10月7日(土曜日)
派遣国 シンガポール
訪問先
  • Esplanade-Theatres on the Bay
    シンガポールの国立舞台芸術センター。マリーナ・ベイに位置し、合計8つの劇場やスタジオ有している。
  • Dance Nucleus
    シンガポールのGoodman Arts Centreに拠点を置くコレオグラフィック・センター。ナショナル・アーツカウンシル・シンガポールから継続的な支援を受けながら、若手アーティスト向けの教育プログラムも複数実施。
被派遣者 髙山玲子(アーティスト/俳優/体メンテナンス体操講師)
益田さち(ダンサー)
宮悠介(身体表現者/舞台作家/湘北短期大学非常勤講師)
山崎健太(批評家/舞台作家)
山田カイル(劇作家/演出家/ドラマトゥルク/抗原劇場代表)

被派遣者プロフィール

髙山玲子 TAKAYAMA Reiko

アーティスト/俳優/体メンテナンス体操講師

髙山玲子氏の写真©︎Hideto Maezawa 京都府出身、東京在住。
東京・横浜を拠点に俳優として活動。2016年より、自身や他者の経験や記憶を媒体としたオリジナル作品の演出を開始。また、ミュージシャン、アーティスト、写真家、エンジニア、デザイナー、評論家など、異業種のアーティストとコラボレーション作品を発表している。観客、作品、作家のつながりを見つめ直し、相互作用を刺激することで、「今、ここで起きていること」を他者と共有する方法論を模索し、既存の演劇の枠組みを解体・再構築する実験的なパフォーマンスを展開している。

益田さち MASUDA Sachi

ダンサー

益田さち氏の写真Photo by 山羊昇 1990年生まれ。拠点は関西。
クラシックバレエ、ボールルーム、モダン、ジャズ など多様なジャンルの舞台経験を持つ。今までにきたまり、児玉北斗、多田淳之 介、タナポン・ウィルンハグン、やなぎみわ、山下残などのプロジェクトに参 加。現在は路上でのダンスパーティーを開催したり、ダンサー以外との交流が増えている。

宮悠介 MIYA Yusuke

身体表現者/舞台作家/湘北短期大学非常勤講師

宮悠介氏の写真Photo by Shoya Fukunaga 1998年生まれ。
出身地新潟県の高校部活動からダンスを始め、筑波大学、大学院で舞踊学を修める。在学中は複数の学生コンクールで受賞し、ダンサーとして近藤良平、鈴木ユキオ、梅田宏明ら日本を代表する振付家の作品にも出演。
振付家としては、自己の実体験を基に自作自演で踊るダンス作品を創作、国内外で招聘を受け発表を行う。創作に加え、国内のダンス環境整備にも取り組むべく、地元新潟で町おこしを行う弟とAIR画策中。
ヨコハマダンスコレクション2022コンペティションII 最優秀新人賞/SAI DANCE FESTIVAL 2023ソロ部門優秀作品賞受賞。

山崎健太 YAMAZAKI Kenta

批評家/舞台作家

山崎健太氏の写真撮影:山端拓哉 1983年生まれ。
演劇批評誌『紙背』編集長。WEBマガジンartscapeで舞台芸術を中心としたレビューを連載中。
2019年からは演出家・俳優の橋本清とy/nとして舞台作品を発表。主な作品に男性同性愛者のカミングアウト を扱った『カミングアウトレッスン』(2020)、ブラジル/日本からの/への移民 を扱った『フロム高円寺、愛知、ブラジル』(2023)など。
2017年度、国際交流基金アジアセンターの人材育成プログラム「Next Generation: Producing Performing Arts 次世代舞台芸術制作者等育成事業」に参加。

山田カイル YAMADA Kairu

劇作家/演出家/ドラマトゥルク/抗原劇場代表

山田カイル氏の写真Photo: Megumi Oku 1993年テキサスに生まれ、その後青森で育つ。
大学院在籍中にダンスドラマトゥルクとしてキャリアをスタートし、修了後、自身の演劇活動を始動。近作に、小栗判官の伝説を現代に翻案した『熊野ヒッチハイク・ガイド』、ダンサー・振付家の木村玲奈と共に東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県宮古市でリサーチを行い上演した『夜明けの国の コッコ・ドゥードル・ドゥー』、人類滅亡後の世界を動物や超常的な存在のモノローグで語る『雨降らす巫女の定置網漁』など。またArt Translators Collective のメンバーとして通訳/翻訳業も行っている。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)文化事業部 舞台芸術チーム
担当:松岡、十万
電話:03-5369-6063
Eメール:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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