劇作家募集：2026年度専門家交流事業『BIOTOPE』 （共催：SPAC-静岡県舞台芸術センター）

国際交流基金（JF）は、静岡県舞台芸術センター（SPAC）と共催し、日本とASEAN地域の舞台芸術関係者を対象とした人的交流事業「BIOTOPE」を実施します。この事業は、日本とASEANの次世代交流促進と人材育成を目的とする包括的なプログラム「次世代共創パートナーシップ－文化のWA2.0－」の一環として、主に劇作家を対象として2026年から2028年の3年間にわたり展開されます。

「BIOTOPE―劇作家のためのキャンプ」

今回は、その事業の一つである 「BIOTOPE―劇作家のためのキャンプ」 に参加する劇作家を募集します。本キャンプは日本とASEAN地域の劇作家が3年間にわたり、日本とASEANを行き来しながら継続的に交流するプロジェクトです。参加者は、それぞれの文化的背景や社会状況を共有しながら各地でフィールドリサーチを行います。さらに毎年静岡市で開催されるSHIZUOKAせかい演劇祭やASEAN地域の舞台芸術祭にも参加。作品鑑賞やワークショップを通じて得たアイデアを基に、議論を深めていきます。
プロジェクトを通じて伴走するメンターやプロデューサーの専門的な助言を活かしながら、日本とASEAN地域における持続可能な関係性や芸術活動のあり方を探り、そして劇作家として新作の創造を目指していきます。
募集の詳細はSPAC公式サイトをご確認ください。
SPAC公式サイト

クレジット
主催：国際交流基金（JF）、静岡県舞台芸術センター（SPAC）

　　

SPAC-静岡県舞台芸術センター
公益財団法人静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)は、専用の劇場や稽古場を拠点に、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う県立の劇団・劇場です。1997年から初代芸術総監督鈴木忠志のもとで本格的な活動を開始。2007年より宮城聰が芸術総監督に就任し、更に事業を発展させています。演劇の創造、上演、招聘活動以外にも、教育機関としての公共劇場のあり方を重視し、中高生鑑賞事業公演や人材育成事業、アウトリーチ活動などを続けています。