令和8年度舞台芸術専門家派遣事業(共催:YPAM)シンガポール派遣アーティスト決定

  • 室内にて、プロジェクターの前に出演者5名が並んで座り、1名が登壇している。客席には来場者が約30名以上写っている。
  • 2人の女性が水で溢れかえっている通りを走っている
  • 室内で約10名が中央のテーブルを囲んで座り、ディスカッションをしている。

国際交流基金(JF)は横浜国際舞台芸術ミーティング(Yokohama International Performing Arts Meeting、以下YPAM)との共催事業として、シンガポール・インドネシアへ派遣するアーティストを募集しましたが、この度シンガポールへ派遣する日本人アーティスト5名を決定しました。
なお今年度のYPAMにて開催される交流プログラム(YPAMエクスチェンジ)で、参加アーティストによる本事業の報告と活動紹介を行います。詳細は後日発表いたします。

概要

被派遣者 上野 隆樹(演出家/劇作家/メディアアーティスト)
敷地 理(振付家/ダンサー)
中澤 陽(振付家/舞台作家)
森 紀明(作曲家/サクソフォン奏者/プロデューサー)
和田 華子(俳優)
派遣期間 2026年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)
派遣国 シンガポール
訪問先 Esplanade – Theatres on the BayDance Nucleusが実施する、下記のプログラムへの参加(視察)を予定:
クレジット 主催:国際交流基金、横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会

国際交流基金のロゴ  YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)のロゴ

被派遣者プロフィール

上野隆樹 UENO Ryuki

演出家/劇作家/メディアアーティスト

上野隆樹のポートレート。屋外でこちらを向いている。

1997年福岡県柳川市生まれ。演出家、劇作家、メディアアーティスト。2017年にMr.daydreamerを設立し、ほぼ全作品の作・演出を担う。俳優の身体性とリアルタイム映像の調和による空間芸術としての演劇を探求し、舞台と客席の境界を取り払う「広場型演劇」を実践する。主な作品に、プラトンを原作とする「ソクラテスシリーズ」三部作、『ハムレットマシーン』(YPAMフリンジ2025)。認定NPO法人ニコちゃんの会にて介護士としても働き、電動車椅子の俳優との創作を継続。2026年、若手演出家コンクール一次審査通過。新作『時代の気分』を12月に発表。

敷地理 SHIKICHI Osamu

振付家/ダンサー

敷地理のポートレート。ダンススタジオで横たわっている。

日本生まれの振付家・ダンサー、敷地理は、私たちがしばしば当たり前のものとして捉えられる「人間の身体」そのものを問い直し、身体を自らが所有しているという概念に揺さぶりをかける。匿名化された身体を通して、私たちが他者や自分自身をどのように識別し認識するのか、その境界を曖昧にし、再構成する一方で、見る/見られるという視線に潜む政治性や暴力性にも目を向ける。特に、匿名化された身体によって、ASMRやspoken poetryを混ぜた音楽を視覚化したような高感覚で詩的な動き、奇妙な性的な緊張感を帯びたイメージ、またそれに痛みの表象を加えて、感覚的な身体の感染経路を作り変えることを探求している。

中澤陽 NAKAZAWA Akira

振付家/舞台作家

中澤陽のポートレート。かけているメガネの縁を持ちながらこちらを向いている白黒写真。
Photo: Dan Bellman

振付家・舞台作家。1992年6月4日生まれ。振付家・舞台作家である小野彩加との二人組〈小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク〉として主に活動。出演者(パフォーマー)として、ファビアン・プリオヴィル、藤田貴大、池田亮、三野新、額田大志、福井裕孝、本橋龍、バストリオ、細川洋平、愛知県芸術劇場などの作品に参加。悲劇喜劇2023年9月号特集「これからの演劇界を担う若手12人」寄稿。公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ(2021~2026)。DaBYレジデントアーティスト(2023~2025)。DaBY Wingsクリエイター(2024~現在)。

森紀明 MORI Noriaki

作曲家/サクソフォン奏者/プロデューサー

森紀明のポートレート。サクソフォンを片手に持っている。
Photo: Satoshi Yamada

東京を拠点に活動する作曲家、サクソフォン奏者、プロデューサー。現代音楽、ジャズ、即興・実験音楽をバックグラウンドとして、身体表現、オブジェクト、即興、視覚表現を取り入れた領域横断型の制作に取り組む。国内外の音楽祭等で作品を発表するほか、キュラトリアル・コレクティブCabinet of Curiositiesのプロデューサー・キュレーターとして、公演、公募、育成を一体的に運営し、新しい音楽と舞台芸術を接続する実践を展開。アーティスト・コレクティブCrossingsのメンバーとしても、異分野のアーティストとの共同制作を継続している。

和田華子 WADA Hanako

俳優

和田華子のポートレート。屋外の道でこちらを向いている。
Photo: Shiho Aketagawa

俳優。京都造形芸術大学卒業後、舞台を中心に活動。青年団、鳥公園、KUNIO、モメラス、オフィスコットーネ、趣向、ムニ、T factoryなどの作品に出演。2024年、趣向『べつのほしにいくまえに』でCoRich舞台芸術まつり!2024演技賞を受賞。2019年より、舞台・映像分野に従事する人々を対象に『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』を企画・開催し、基礎的な知識の共有や就労環境の改善に取り組む。自身の企画「和田企画」では、演劇作品『なる、ならない、なれない、ある』を企画・出演。社会の中で十分に語られてこなかった構造を、個人の体験談だけに回収しない表現のあり方を模索しながら創作活動を行っている。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)文化事業部 舞台芸術チーム
電話:03-5369-6063
E-mail:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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