2015年新春、邦楽ユニットの雄、中国へ!新・純邦楽ユニット「WASABI」中国巡回公演

元永拓氏、市川慎氏、美鵬直三朗氏、吉田健一氏の写真
(左から) 元永拓(尺八)、市川慎(箏)、美鵬直三朗(太鼓・鳴り物)、吉田健一(津軽三味線)

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、北京、上海(中国)の2都市にて、新・純邦楽ユニット「WASABI」による邦楽公演を実施します。

WASABIは吉田兄弟(兄) 吉田良一郎(津軽三味線)、元永拓(尺八)、市川慎(箏・十七絃)、美鵬直三朗(太鼓・鳴り物)からなる代表的な和楽器が集結した新・純邦楽ユニット。ユニット名は「WA」=和、「SABI」=サビ(盛り上がり)という意味合いを持ち、キャッチーなメロディーラインとコンパクトさを意識した構成による楽曲で、日本人に限らずステレオタイプにイメージしがちな雅で叙情的な世界観だけではない、迫力ある「和のバンド」のグルーヴを生み出しています。

今年度から開始した「文化庁 東アジア文化交流使」に任命されたWASABIが2015年新春、北京と上海で公演します。また、公演に加えて和楽器の魅力にふれるワークショップも開催、4人が生み出す音色を通じて、相互理解と友好関係を深めます。

※今公演は吉田良一郎(三味線)が怪我のため、代演として吉田兄弟(弟) 吉田健一の参加となります。

公演日程

北京(中国)
日時 2015年1月5日(月曜日) 19時30分~
会場 世紀劇院 (北京市朝陽区亮馬橋路40号)
主催 国際交流基金
協力 文化庁(東アジア文化交流使)
上海(中国)
日時 2015年1月8日(木曜日) 20時~
会場 上海浅水湾文化芸術中心(上海普陀区宜昌路179号)
主催 国際交流基金、在上海総領事館
協力 文化庁(東アジア文化交流使)

プロフィール

WASABI(わさび)

わさびの写真吉田兄弟(兄) 吉田良一郎が「日本の心 和の響き」と題した学校公演プロジェクトとして、元永拓(尺八)、美鵬直三朗(太鼓・鳴り物)と2008年に活動を始める。2010年に市川慎(筝)が加入し、津軽三味線/尺八/箏/太鼓による代表的な和楽器が集結した新・純邦楽ユニットが誕生する。2011年にユニット名を、「WA」=和、「SABI」=サビ(盛り上がり)という意味合いから命名。2012年3月21日にはデビューアルバム『WASABI』が発売され、一般公演もスタート。
吉田兄弟・疾風との特別公演『和の祭典』 、朗読劇 一期一会『マクベス』、戦国ブログ型朗読劇『SAMURAI.com 叢雲』にも参加、2014年、新たな舞台『百人一首の世界』も初演。
2013年 秋から海外公演(フィリピン / シンガポール / インドネシア / 台湾 / ドイツ / クロアチア / チェコ)もスタートさせ、2014年10月にはNEW ALBUMWASABI 2」をリリースするなど、活動の幅を広げ、ミュージックシーンから、その動向に熱い注目が集まっている。

吉田健一(よしだ・けんいち)

吉田健一氏の写真5歳より三味線を始める。津軽三味線の全国大会で頭角を現し、兄の良一郎と共に吉田兄弟として1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。邦楽界では異例のヒットを記録し、現在まで13枚のアルバム他を発表。最新盤はアルバム「Horizon」。
2003年の全米デビュー以降、世界各国での活動や、MONKEY MAJIK / DAISHI DANCE / EXILE / 大沢たかお / ももいろクローバーZなど国内外問わず、さまざまなアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。2014年は『和の祭典』『三味線だけの世界』各種公演を日本全国で展開中。また、近年は若手トップクラスの奏者が集結した津軽三味線集団 疾風のプロデュースや、今年9月にはソロアーティストとして『ファースト・ソロライブ・ツァー』(Billboard Live TOKYO / NAGOYA Blue Note / Billboard Live OSAKA)を成功させるなど、活動の幅を広げ、日本の伝統芸能の枠を超えてワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されている。

文化庁 東アジア文化交流使

2014年11月に開催された「第6回日中韓文化大臣会合」における合意事項に基づき実施する事業。日中韓各国が自国の中堅・若手芸術家等を一定期間派遣し、実演やワークショップ等を行います。

[お問い合わせ]

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
文化事業部アジア・大洋州チーム
担当:玄田
電話:03-5369-6062 ファックス:03-5369-6038

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