太鼓集団「英哲風雲の会」 アフリカ公演決定
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、マラウイ、ガボンで、国際的な和太鼓ソリストの第一人者・林英哲氏のプロデュースによって特別編成された太鼓集団「英哲風雲の会」による公演を実施します。
「英哲風雲の会」は日本各地でそれぞれ活躍している若手太鼓打ちの中から、林英哲氏の音楽に共鳴する実力者で構成され、オーケストラから歌舞伎まで様々なジャンルのアーティストと共演し注目を集める、次代を担う俊英たちです。
今回は、はせみきた氏、田代誠氏、辻祐氏の3人が、日本の伝統芸能である和太鼓演奏に舞踊の要素も取り入れ、研ぎ澄まされたアンサンブル演奏と共に、ダイナミックな舞台を披露します。またマラウイではソーラン節やマラウイで親しまれている楽曲をテーマに、現地の音楽学校との共演も予定されています。
概要
日時 | 2015年10月13日(火曜日) |
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会場 | クロスローズホテル(マラウイ) (Crossroads Hotel) |
日時 | 2015年10月17日(土曜日) |
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会場 | アンスティチュ・フランセ(ガボン) (INSTITUT FRANCAIS du GABON) |
主催:国際交流基金
共催:在マラウイ日本国大使館、在ガボン日本国大使館
プロフィール
はせみきた(はせ・みきた)

学生時代よりプロ活動を目指し、2000年、太鼓デュオ「ようそろ」を結成、独自の演奏スタイルで、国内外でのコンサート活動を展開、2015年は結成15周年を迎えた。また同年より英哲風雲の会に属し、国内外の林英哲公演に参加、数々の大舞台で太鼓ソリストとしての研鑽を積む。個人活動としては完全ソロ公演の実施や上妻宏光(津軽三味線)、大藏基誠(狂言師)、林正樹(ピアノ)、など様々なアーティストとの交流を深めながら、新しい舞台芸術作品の創作に取り組む。2015年西本智実指揮の南米オーケストラ公演において『飛天遊』のソリストデビューを飾る。
田代誠(たしろ・まこと)

2004年、英哲風雲の会に参加。近年では中心メンバーとして国内外の林英哲公演をサポート。2012年、師匠の推挙によりシンガポール・ウィンドオーケストラ(指揮:ダグラス・ボストック)での松下功作曲・飛天三部作「飛天の舞、飛天の祈り、飛天遊」ソリストデビューを実現。また、近年二度目のソロ公演を開催し高い評価を受ける。日本の伝統芸能、古典芸能、民族芸能などから触発され、現代にも通じる舞台芸術や演奏活動を行い新作演劇やパフォーマンスアートなど、音楽のみならず様々な芸術分野とも共演している。
辻祐(つじ・たすく)

十二歳で林英哲の舞台に感銘を受けて太鼓奏者を志し、剣舞やモダンバレエ、ドラムなど様々なジャンルの表現・創作活動を体験・吸収しながら、新しい表現分野の太鼓を模索。大学卒業後、2010年より英哲風雲の会最年少メンバーとして参加を許され、林英哲の内外の舞台に同行、演奏経験を広げている。近年ではフリージャズ・舞踏・舞踊とのセッションや完全ソロパフォーマンス作品の発表など、「音楽の身体性」「舞台作品としての表現」を自身の活動コンセプトの軸に据え、太鼓による新しい『音楽・身体・舞台表現』の創出及び体現を目指している。
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第2チーム
担当:玉塚
電話: 03-5369-6063
Eメールアドレス:mitsuru_tamatsuka@jpf.go.jp
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