東北の伝統芸能が集い、未来へつなぐ祭りの夕べ
日本文化の多様な魅力を発信する、民俗芸能のショーケースを開催
22日発生したベルギーの空港・地下鉄での一連の爆破事件を受け、国際交流基金としては、公演団一行の安全を考慮し、関係方面とも協議の上、今回のベルギー公演を中止することといたしました。
吉田兄弟
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日本・ベルギー友好150周年、そして東日本大震災から5年という節目にあたり、東北の民俗芸能を一同に会したパフォーマンスの祭典を、ベルギーとオランダにて開催します。
ベルギーでは、国内外で活躍する津軽三味線奏者の吉田兄弟と東北の民俗芸能3団体による公演、そして海外からの観光客にも人気が高い、ねぶた祭りの山車『ねぶた』を制作するねぶた師より、祭りの魅力についてお話を聞く貴重なレクチャーを開催し、祭典を盛り上げます。
さらに、日本との文化交流の歴史が長く、東日本大震災の後には国内全土で支援行事が多数開催されたオランダでは吉田兄弟のリサイタルを開催。日本の伝統文化を多彩なプログラムでお届けし、その多様性の魅力を発信するとともに、各国から寄せられた震災後の支援への文化芸術交流を通じた感謝を表す機会となることを期待しています。
開催日程
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日時 | 2016年3月29日(火曜日)20時30分~21時40分 |
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会場 | アムステルフェーン劇場 |
概要
出演者 | 吉田兄弟、春日流八幡鹿踊保存会、上町法印神楽保存会、鷲神熊野神社氏子総代会、竹浪比呂央ねぶた研究所 |
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主催 | 独立行政法人国際交流基金、在ベルギー日本国大使館(ベルギー公演)、在オランダ日本国大使館(オランダ公演) |
協力 | YB Entertainment、公益社団法人全日本郷土芸能協会、竹浪比呂央ねぶた研究所 |
演目内容
1、 東北の民俗芸能ショーケース(上演時間:60分)
東日本大震災後、被災地での鎮魂供養や支援をいち早く行ってきた、「春日流八幡鹿踊」春日流八幡鹿踊保存会、「上町法印神楽」上町法印神楽保存会、「女川の獅子振り」鷲神熊野神社氏子総代会による、東北ゆかりのパフォーマンスで開幕します。
2、ねぶたレクチャー・デモンストレーション(上演時間:90分 ※通訳込み)
本物のねぶたを目の前に、ねぶた師によるレクチャーにお囃子と跳人(ハネト)によるデモンストレーションを交えて、ねぶたの世界を体感いただきます。
3、津軽三味線・吉田兄弟(上演時間:40分 ※オランダ公演は70分)
2003年の全米デビュー以降、世界各国での演奏活動や、国内外問わず様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている、吉田兄弟の津軽三味線コンサートが会場を盛り上げ、本公演のラストを飾ります。
※3月25日公演は竹浪比呂央ねぶた研究所のみ出演。3月29日公演は吉田兄弟のみ出演となります。
春日流八幡鹿踊保存会
鷲神熊野神社氏子総代会
上町法印神楽保存会
竹浪比呂央ねぶた研究所
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第2チーム
担当:玉塚、鈴木、根本、杉江
電話:03-5369-6063
Eメール:arts2@jpf.go.jp
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