清和文楽(熊本県)、 熊谷和徳、Ka-Naが全米桜祭りオープニングへ参加

国際交流基金(JF)は、日本祭り開催支援事業の一環として、ワシントンD.C. (米国)で開催されている「National Cherry Blossom Festival(全米桜祭り)」に日本国内外で活躍する3組のアーティストを派遣します。

開会式では、熊本県重要無形文化財に指定されている清和文楽による人気漫画『ONE PIECE』とのコラボレーション作品、「トイレの神様」で大ヒットを記録した植村花菜ことKa-Naによる歌唱パフォーマンス、世界で活躍するタップダンサーの熊谷和徳によるステージを披露します。日本の多様な舞台作品を通じ、米国における対日理解の促進とともに、幅広いジャンルの日本文化に対する関心の高まりを期待しています。

全米桜祭りに出る清和文楽、熊谷和徳氏、Ka-Na氏のアーティスト写真
(c)尾田栄一郎/集英社
(c)清和文楽新作制作事業実行委員会

全米桜祭りオープニング公演

      
日時 2025年3月22日(土曜日)17時~18時30分(米国東海岸夏時間)
会場 Warner Theatre(https://www.warnertheatredc.com/
出演 清和文楽、熊谷和徳、Ka-Na 他
チケット 要事前予約(入場無料/別途5ドルの登録料が必要)
※YouTubeライブ配信あり
YouTubeライブ配信 https://www.youtube.com/@CherryBlossFest/streams
Webサイト https://nationalcherryblossomfestival.org/event/opening-ceremony/

主催:全米桜祭り実行委員会
共催:国際交流基金(JF)

清和文楽公演

    
日時 2025年3月21日(金曜日)19時(米国東海岸夏時間)
会場 Georgetown University McDonough School of Business
https://eventmanagement.georgetown.edu/LohrfinkAuditorium/
チケット 要事前予約(入場無料)
Webサイト Seiwa Bunraku at GU | Traditional Japanese Puppet Theater Tickets, Fri, Mar 21, 2025 at 7:00 PM | Eventbrite

主催:国際交流基金(JF)
共催:The Department of East Asian Languages & Cultures at Georgetown University、在アメリカ合衆国日本国大使館広報文化センター
協力:全米桜まつり実行委員会、一般財団法人清和文楽の里協会

プロフィール

清和文楽

清和文楽の人形浄瑠璃芝居の公演時の写真(c)尾田栄一郎/集英社
(c)清和文楽新作制作事業実行委員会

熊本県に唯一残る、人形浄瑠璃芝居を行う団体。
約170年前(江戸末期)、清和村(現熊本県山都町清和地区)を訪れた淡路の人形座から地元の農家の人々が習い覚えたのが始まり。時代の変遷もあり公演機会が減少したが、1979年に熊本県重要無形文化財に指定されたのを機に清和文楽は再生を果たし、1992年に九州唯一の人形浄瑠璃専用劇場として、清和文楽館が完成。
1994年には途絶えていた太夫・三味線が復活しそれ以降、年間200回程度の公演を行ってきた。
現在、太夫・三味線・人形遣い(総勢15名)で清和文楽館での定期公演・予約公演の他、これまでに国内、海外でも公演を実施。
熊本県は、2016年の熊本地震により甚大な被害を受けたが、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏が描く人気漫画『ONE PIECE』と県が連携したONE PIECE熊本復興プロジェクトの一環として、2022年に清和文楽とのコラボレーション作品、「超馴鹿船出冬桜(ちょっぱあふなでのふゆざくら)」を熊本県立劇場で発表。2024年からは、清和文楽館での上演用にリメイクされた同作が、清和文楽館で定期的に上演されている。
清和文楽公式ウェブサイト(https://seiwabunraku.com/

熊谷和徳

熊谷和徳氏のアーティスト写真

タップダンサー。ニューヨーク在住。
15歳でタップを始め19歳で渡米。NY Times誌に「真のタップアーティスト」と評される。 2006年には米ダンスマガジン誌より「世界で見るべきダンサー25人」に選出。 2019年版ニューズウィーク誌が発表した「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。現在はNYと日本を2大拠点とし、ヨーロッパやアジアなど世界各地に活動の場を広げる。独自の唯一無二のアートは日々進化し、新たなタップダンスの未来を創造している。 東京2020オリンピック開会式において出演、振付、作曲を行なった。近年の活動では、2022年にアイヌの伝統歌と奄美出身の歌手、元ちとせと共演。 また2023年には3日間の公演”Tap into the Light”を行った。 2024年2月、自身のバンド『K.K. Quintet』を率いてブルーノート東京に出演。5月にはNYにおいて、レジェンドベーシストAlex Blake、シンガー兼フルートのMonday Michiru、グラミー賞受賞のパーカッショニストKeita Ogawa等、ワールドクラスのタップダンサー達と共演。2025年2月「KAZUNORI KUMAGAI SEXTET feat.HIMI」を率いてブルーノート東京公演を大盛況の内に終えた。
熊谷和徳公式ウェブサイト(https://www.kazunorikumagai.com/

Ka-Na(植村花菜)

Ka-Na(植村花菜)氏のアーティスト写真

歌手。ニューヨーク在住。
8歳の時、映画『サウンド・オブ・ミュージック』に感銘を受け、歌手になることを決意。2002年1月、19歳の時に独学でアコースティック・ギターと作詞・作曲を始め、地元兵庫県川西市の駅前でストリートライブを開始。同年10月に出場したオーディションで1200組の中から見事グランプリを獲得し、2005年に「大切な人」でメジャーデビュー。2010年3月にリリースしたミニアルバム『わたしのかけらたち』に収録された「トイレの神様」が各方面で反響を呼び、「日本レコード大賞」で優秀作品賞と作詩賞のW受賞。「NHK紅白歌合戦」への初出場も果たす。2012年、ギター片手に一人でアメリカ音楽武者修行を敢行。2013年、ジャズドラマー清水勇博と結婚。2016年末、家族でNYへ移住。 2025年にデビュー20周年を迎え、現在は日本とアメリカを行き来しながら精力的に音楽活動を行なっている。二児の母。
Ka-Na 公式ウェブサイト(https://ka-na.us

      

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)
文化事業部 舞台芸術チーム
担当:根本、湯橋、近藤
電話: 03-5369-6063
Eメールアドレス:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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