琉球舞踊インドネシア公演 ~海が結ぶ、王宮の舞~
国際交流基金(JF)は、日本とASEAN諸国の次世代交流および人材育成を目指す包括的なプロジェクト「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」の一環として、インドネシアにて琉球舞踊公演を開催します。
舞台は、伝統文化が息づく古都ソロと、首都ジャカルタの2都市。国立劇場おきなわの芸術監督・金城真次氏を迎え、沖縄の歴史と精神が息づく舞踊を披露します。
琉球王国時代、中国や東南アジアと交流を重ねるなかで、外国使節のもてなしとして生まれた琉球舞踊。ソロ公演では、18世紀に創設されて以来、ジャワ文化・芸術の継承において重要な役割を果たすマンクヌガラン王宮を舞台に、王宮に受け継がれる優雅な古典舞踊と音楽、そして琉球王国で磨かれた華やかな琉球舞踊──二つの王朝文化が時空を超えて出会う、夢の競演が実現します。一方ジャカルタでは、インドネシアを代表する総合芸術文化センター内のグラハ・バクティ・ブダヤ劇場にて、庶民の暮らしを生き生きと描く琉球舞踊を中心に披露。沖縄の芸能が持つ多彩な魅力を、インドネシアの舞台で鮮やかに花開かせます。
また、両都市では、インドネシアの古典舞踊継承や日本との文化交流を担う次世代の若者たちとの交流の機会として、芸術大学の学生や日本語学習者を対象にワークショップやレクデモも実施。双方の文化に触れ合い、将来的な活動の糧になることに期待します。

日時 | 2025年7月23日(水曜日)19時(西部インドネシア時間) |
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会場 | マンクヌガラン王宮 |
出演者 | 金城真次、新垣悟、西村綾織、平田晴香、仲嶺夕理彩、山入端依莉 玉城和樹、仲嶺良盛、比嘉誠伍、亀井美音、堀川裕貴、中村優希 |
演目 | 「四つ竹」「綛掛」「稲まづん」「前の浜」「若衆 ゼイ」「仲里節」「加那よー天川」「浜千鳥」 |
チケット | 招待制 |
※インドネシア側の出演者ならびに演目は調整中です。
日時 | 2025年7月25日(金曜日)20時(西部インドネシア時間) 2025年7月26日(土曜日)16時(西部インドネシア時間) |
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会場 | グラハ・バクティ・ブダヤ劇場(Taman Ismail Marzuki内) |
出演者 | 金城真次、新垣悟、西村綾織、平田晴香、仲嶺夕理彩、山入端依莉 玉城和樹、仲嶺良盛、比嘉誠伍、亀井美音、堀川裕貴、中村優希 |
演目 | 「四ツ竹」 「稲まづん」 「綛掛」 「二才 ゼイ」 箏独奏「地菅攪」 歌三線独唱「仲風節」 「浜千鳥」 「加那よー天川」 「汀間当」 「鳩間節」 「谷茶前」 「黒島口説」 |
チケット |
VIP席 IDR 350.000 詳細は国際交流基金ジャカルタ日本文化センターの公式サイトならびに公式SNSでお知らせします。 |
日時 | 2025年7月22日(火曜日)9時(西部インドネシア時間) |
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会場 | インドネシア国立芸術大学スラカルタ校 |
日時 | 2025年7月22日(火曜日)12時40分(西部インドネシア時間) |
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会場 | SMA Regina Pacis Surakarta |
日時 | 2025年7月25日(金曜日)13時30分(西部インドネシア時間) |
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会場 | グラハ・バクティ・ブダヤ劇場(Taman Ismail Marzuki内) |
主催:国際交流基金
共催:Bumi Purnati Indonesia
協力:マンクヌガラン王宮、在インドネシア日本国大使館、日本政府観光局(JNTO
演出:金城真次(国立劇場おきなわ芸術監督)
監修:茂木仁史(国立劇場おきなわ・芸術学博士)
プロフィール
金城真次
1987年生まれ。国立劇場おきなわ芸術監督。
4歳から玉城流扇寿会谷田嘉子・金城美枝子両家元に入門。
玉城流扇寿会師範。沖縄県立芸術大学 舞台芸術専攻 琉球舞踊・組踊専修。国立劇場おきなわ組踊研修修了生(第1期生)。
県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者。沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞。 琉球舞踊や組踊、沖縄芝居の立方を始め、沖縄芝居の演出など多岐に渡り活動する。

マンクヌガラン王宮
マンクヌガラン王宮(Pura Mangkunegaran)は、1757年にマンクヌゴロ1世によって創設されたインドネシアの古都ソロに存在する2つの王家の1つです。
インドネシアの様々な文化を持つすべての人々に門戸を広く開き、インドネシア全土の文化の発展のため、重要な役割を果たしています。
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
文化事業部舞台芸術チーム
担当:木谷、川縁
電話:03-5369-6063
Eメール:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)