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第4回翻訳家座談会 ~岡田利規著『わたしたちに許された特別な時間の終わり』~

岸田國士戯曲賞受賞作を小説化した「三月の5日間」と「わたしの場所の複数」を収録し、第2回大江健三郎賞を受賞した岡田利規さんの小説デビュー作『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。今回は、著者の岡田さんを交えて、韓国、タイ、米国、ドイツの翻訳家4名に、作品の魅力や翻訳時のエピソードについて語っていただきます。岡田さんと翻訳家の方々による日本語と各国語訳の作品(一部)朗読も予定しています。座談会の最後には視聴者とのQ&Aの時間が設けられます。

開催概要

開催日時
2021年5月18日(火曜日)20時~21時30分(日本時間)[ライブ配信]
視聴用URL
https://livecast.biz/translatorsroundtable4/
(予約不要、ライブ配信後もアーカイブをご覧いただけます。)
使用言語
日本語(後日、英語字幕を付した動画を公開します。)

登壇者プロフィール(敬称略)

作家

岡田 利規(おかだ としき)
岡田 利規(おかだ としき)さんの写真
(c) 宇壽山喜久子

1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞受賞。小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(新潮社、2007年)で第2回大江健三郎賞受賞。『プラータナー:憑依のポートレート』の演出で第27回読売演劇大賞の選考委員特別賞を受賞。戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(白水社、2020年)で第72回読売文学賞の戯曲・シナリオ賞を受賞。

「わたしたちに許された特別な時間の終わり」書影
著:岡田利規、出版社:新潮社
出版年:2010年、ISBN:9784101296715

翻訳家(五十音順)

李 洪伊(い ほんい)
李 洪伊(い ほんい)さんの写真(c) Korea Arts Management Service
우리에게 허락된 특별한 시간의 끝

延世大学校文化大学心理学科卒業、ソウル大学校大学院公演芸術学修士課程修了卒業。主に戯曲翻訳家として活動している。主な訳書には安益泰・八木浩著『R・シュトラウス』(Seopyeong、2021年)、前川知大著『散歩する侵略者』(Alma、2019年)、岡田利規著の短編小説集『楽観的な方のケース』(Alma、2017年)などがある。

韓国語版書影
訳:李洪伊、出版社:Alma
出版年:2016年、ISBN:9791159920271
マッタナー・チャトゥラセンパイロート(Matana Jaturasangpairoj
マッタナー・チャトゥラセンパイロートさんの写真

タイ・バンコク出身。チュラーロンコーン大学文学部東洋言語学科日本語講座教員。専門は日本近現代文学。主な訳書に、村上春樹著『1Q84』(共訳、Gamme Magie、2011-2012年)、川上弘美著 『ざらざら』(Sunday Afternoon、2012年)、岡田利規著『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(Gamme Magie、2016年)など。

タイ語版書影
ณ จุดสุดท้ายของวาระพิเศษที่เราได้รับมา
訳:マッタナー・チャトゥラセンパイロート
出版社:Gamme Magie
出版年:2016年、ISBN:9786167591582
ハイケ・パチケ(Heike Patzschke
ハイケ・パチケさんの写真

1959年生まれ、ドイツ在住。フンボルト大学・東海大学にて和英独翻訳・通訳を専攻。フンボルト大学・東京大学にて博士課程単位取得。1987年、日本学で博士号を取得。現在、ボン大学日本学科専任講師、和独・独和通訳兼翻訳家。主な訳書に、岡田利規著『距離、必需品』(Jetlag Café収録、2011年)、『問題の解決』(Neue Rundschau収録、2012年)、『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(2012年)(以上全てS. Fischer Verlagより出版)、『ノーセックス』(Das Wetter収録、Das Wetter、2020年)。このほか、森鴎外、司馬遼太郎、増田みず子、小野正嗣等の作品を多数翻訳している。

ドイツ語版書影
Die Zeit, die uns bleibt: Erzählungen
訳:ハイケ・パチケ、出版社:S. Fischer Verlag
出版年:2012年、ISBN:9783100540171
サム・マリッサ(Sam Malissa
サム・マリッサさんの写真

1981年生まれ。ニューヨーク・ブルックリンを拠点に、作家・翻訳家として活動。イェール大学博士(日本文学)。主な訳書に、岡田利規著『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(Pushkin Press、2018年)、伊坂幸太郎著『マリアビートル』(Harvill Secker、2021年)。この他、坂口恭平、目取真俊、古川日出男などの短編作品を英訳。

英語版書影
The End of the Moment We Had
訳:サム・マリッサ、出版社:Pushkin Press
出版年:2018年、カバーデザイン:Nathan Burton
ISBN:9781782274162

司会

内野 儀(うちの ただし)
内野 儀(うちの ただし)さんの写真

1957年京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(米文学)。博士(学術)。岡山大学講師、明治大学助教授、東京大学教授を経て、2017年4月より学習院女子大学教授。専門は表象文化論(日米現代演劇)。著書に『メロドラマの逆襲:「私演劇」の80年代』(勁草書房、1996年)、『メロドラマからパフォーマンスへ:20世紀アメリカ演劇論』(東京大学出版会、2001年)、Crucible Bodies: Postwar Japanese Performance from Brecht to the New MillenniumSeagull Books、2009年)、『「J演劇」の場所:トランスナショナルな移動性へ』(東京大学出版会、2016年)ほか。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF
文化事業部
企画調整チーム 電話:03-5369-6060
Eメール:arts@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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