ウクライナ詩人 オスタップ・スリヴィンスキー氏 招へい事業

国際交流基金(JF)は2024年1月12日(金曜日)から22日(月曜日)にかけて、ウクライナの詩人オスタップ・スリヴィンスキー氏を日本に招へいします。ロシアによる侵攻を受けていまだ戦時下にあるウクライナで、戦闘が激しい東部から避難してきた避難者や市民、兵士らの証言を集め、文芸ドキュメント『СЛОВНИК ВІЙНИ(邦題:戦争語彙集)』にまとめたスリヴィンスキー氏。招へい期間中は同書を日本語に翻訳した日本文学研究者ロバート キャンベル氏とともに、作家の桐野夏生氏や平野啓一郎氏、哲学者の鷲田清一氏ら日本の文化人や有識者と対話します。
- 早稲田大学・鴻野わか菜教授(スラブ文化研究者)との対談記事『対談 ウクライナ、文化は今 詩人 オスタップ・スリヴィンスキーさん×スラブ文化研究 鴻野わか菜・早大教授』(毎日新聞2024年2月4日朝刊掲載)
- 特別寄稿「戦時下の詩人 スリヴィンスキー氏との対話」/沼野恭子(ロシア文学研究者)(岩波書店 『図書』第905号(2024年5月)掲載)
来日中に実施されたイベント
事業名をクリックすると詳細ページが開きます。下記概要では、登壇者はオスタップ・スリヴィンスキー、ロバート キャンベル両氏以外の方のみ記載しています。
1月18日(木曜日)午後3時40分から 早稲田大学井深大記念ホール(新宿区)
- 事業名
- 「そうやって、私たちは生き永らえたのです 〜ウクライナの避難者の声から言葉の「今」を考える国際フォーラム」
- 登壇者(敬称略)
- 俳優・紺野美沙子(朗読)、チェロ奏者・溝口肇(演奏)、早稲田大学教員・学生
- 開催形式
- 主催:国際交流基金、早稲田大学国際文学館
1月19日(金曜日)午後7時から 日比谷図書文化館コンベンションホール(千代田区)
- 事業名
- 座談会「痛みはどんなにおいがするか、って?~ウクライナの戦争証言集から言葉の「現在」を問う~」
- 登壇者(敬称略)
- 作家・桐野夏生、作家・平野啓一郎
- 開催形式
- 主催:国際交流基金 協力:日本ペンクラブ
1月21日(日曜日)午後1時半から せんだいメディアテーク(仙台市)
- 事業名
- 3がつ11にちをわすれないためにセンター特別講演「体験を言葉にするということ——『戦争語彙集』を読む」
- 登壇者(敬称略)
- せんだいメディアテーク館長・哲学者 鷲田清一
- 開催形式
- 主催:せんだいメディアテーク 共催:国際交流基金、仙台市
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
国際対話部 企画開発チーム
電話:03-5369-6025
Eメール:gpk_1@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
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