エリック・ババー・ゼルード(Eric Babar Zerrudo)

エリック・ババー・ゼルード氏のポートレート

フィリピン共和国
肩書 国家文化芸術委員会(NCCA)エグゼクティブ・ディレクター
招へい期間 2025年10月20日~29日
滞在地 東京、茨城、岐阜、京都、奈良、和歌山、大阪
訪問先等 筑波⼤学⼤学院世界遺産学学位プログラム、⽮中の杜(旧⽮中邸)、東京⼤学⼤学院⼯学系研究科、東京国⽴近代美術館、⽩川郷(⽩川村教育委員会事務局)、⽂化庁、⼤徳寺⽅丈(修復現場)、金閣寺、伝統的建造物群保存地区、なら歴史芸術⽂化村、紀伊⼭地の霊場と参詣道、和歌⼭県世界遺産センター、大阪市内の古本屋エリア(訪問順)

【実施報告】

日本の文化庁に当たる、フィリピンの国家芸術文化委員会(NCCA)をエグゼクティブ・ディレクターとして率いるゼルード氏は、約10日間にわたり、日本国内の世界遺産や、世界遺産の管理・運営団体、研究機関・研究者、行政機関などを訪問し、対話や交流を通じて、今後の協働に繋がる重要なネットワークを構築しました。

ゼルード氏は10日間の活動を振り返り、「今後フィリピンで、付加価値のある文化政策、プログラム、プロジェクトを立案していくためのヒントを得ることができた。客観的かつ誠実で、重要な対話となった」と語りました。気候変動や地震などの災害から、文化遺産を保護・修復するという共通課題を抱える日比両国において、今回の交流によって生まれた繋がりが、国際・学際的なさらなる協働に繋がり、文化遺産の価値や重要性が世代を超えて広く伝わっていくことを祈ります。

スーツ姿の男性二人がモニターの前で並んでいる
筑波大学大学院世界遺産プログラム 上北恭史教授と

手を広げたポーズで、JF理事と机を挟んで対話している男性
古屋昌人・JF理事との面談

藁ぶき屋根の民家の前で数人が家屋を見ている
白川郷視察

施設内で展示物の説明を聞く男性
なら歴史芸術文化村にて

文化庁の文字が入ったバックパネルを背景に椅子に座る二人の男性
伊藤学司・文化庁次長と

資料を並べた長机を挟んで職員の話を聞く男性
文化庁訪問

円卓の中に設置されたジオラマを囲んで話を聞く男性
和歌山県世界遺産センター訪問

杉に囲まれた古道でリュックを背負っている男性
熊野古道視察

プレスリリース

各所訪問の様子

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