ジャパン・ファウンデーション客員フェローシップ派遣事業

国際交流基金(JF)では、米国のシンクタンクに日本から専門家を派遣する、「ジャパン・ファウンデーション客員フェローシップ派遣事業」を新たに開始しました。将来、政策形成への参画が期待される、インド太平洋地域に関連する分野を研究領域とする日本の中堅・若手専門家を最長1年間派遣します。日米の研究者間の交流・ネットワークを促進し、中長期的な視野に立った深い相互理解と協力を促進すること、及び、日本人研究者に米国の外交政策に関わる専門的な知識と洞察を深める機会を提供することを目指します。

派遣されたフェローは滞在中、インド太平洋地域における日米の連携や日本の役割に関する調査研究、有識者との意見交換、論文発表、各種会議やセミナーの開催や参加などに従事します。
また、受入機関の協力を得て、米国政府・議会関係者や政策担当者、学術研究者などと積極的に交流・ネットワーキングを行い、セミナー登壇や寄稿などにより研究成果を発表します。

令和5年度派遣概要(2023-)

派遣先:
ウッドロー・ウィルソン国際学術センター(Woodrow Wilson International Center for Scholars
派遣期間:
2023年9月1日~2024年8月31日(12か月間)
派遣者(氏名、所属)所属は採用時:
塩尻康太郎(Shiojiri Kotaro
専門は国際経済法、国際政治、経済安全保障。ウィルソンセンターに採用され、2023年9月より12か月間ワシントンDC本部に滞在し、経済安全保障分野における、日米及び他の国々との連携強化に関する研究を行う。

詳細はウィルソンセンターのウェブサイトをご覧ください。
Wilson Center Awards Inaugural Japan Foundation Visiting Fellowship | Wilson Center

ウッドロー・ウィルソン国際学術センターについて
故ウッドロー・ウィルソン大統領を記念し1968年に米国議会によりスミソニアン学術協会下に設置されたシンクタンク。米国並びに世界中から優れた研究者を集めてグローバルな諸課題に関する研究や対話を行い、議会や政権、政策コミュニティへの知見を提供している。
Competition for Japan Scholars | Wilson Center

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF
国際対話部 事業第1チーム
電話:03-5369-6072
Eメール: gp1_info@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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