ホストサイトでのアウトリーチ活動
11月3日の「文化の日」にちなみ、コミュニティを対象に日本文化を紹介するイベントをホストサイトであるUniversity of West Froridaにて11月に開催しました。
大学で日本語を学んでいる学生のほか、共催の日米協会を通じて協力していただいた沢山のボランティアの方々のおかげで、日本舞踊、エイサーダンス、武道といったパフォーマンスのほか、着物や書道、しおり、折り紙や日本語レッスンが体験できるブースをいくつも設置して、多様な日本文化をアメリカの皆様に体験していただく機会を提供できました。また、11月にちなんだ七三五ブースやランドセルコーナーも設置し、アメリカの子どもたちが日本の子どもたちの生活を実体験する、このイベントならではのユニークな取り組みも提供できました。
エイサーダンスパフォーマンス
そのほか、日本の美しい風景が映ったポスターの掲示や生け花、そしてなんといっても今回のハイライトの一つである本物の鎧かぶとの展示と体験に、沢山の人々の感心が寄せられました。
JF鎧兜withマイアミ領事館スタッフ
また、会場のUniversity of West FloridaのJapan Houseでは、毎週ボランティアグループが茶道の稽古を実施しており、この度のイベントではグループから本物の茶道のデモンストレーションが披露された後、お抹茶とお菓子が参加者にふるまわれました。本物の「茶道」に触れられるこの取り組みは各回30人の限定だったため、チケットがすぐに無くなる大変人気の企画となりました。
茶道デモンストレーション
当日は3時間のイベントではありましたが400人以上の地域の皆様が参加してくださり、イベントは大変な賑わいとなりました。マイアミ総領事館やJapan Foundation New Yorkに後援をいただき、当日も一緒にイベントを盛り上げていただくなど多大なるお力添えを頂けたことも、今回のイベントの成功の要因であると認識し、感謝しております。 私は担当者として本イベント全体の企画・運営に関わりましたが、沢山の人々の協力と、何より日本について知りたいという地域の皆様の高い関心に支えられたイベントだったと感じています。この機運の高まりをもっともっと盛り上げるために、今後も様々な活動を通じてアメリカに「日本」を届けたいと思っています。