まだまだ発見がたくさん!アメリカ文化体験!

タコスパーティーの写真
メキシカンもアメリカ文化のひとつ、タコスパーティー

こんにちは!ノックスビルにて活動中の村松舞奈です。今回は、アメリカでの文化体験についてお話ししようと思います。10年ほど前にマサチューセッツ州で留学をしていた私ですが、アメリカは本当に広く、州によって雰囲気が全く異なり、今回の滞在でもまだまだ新しい発見がある毎日です。

アメリカの冬休み

みなさん、「アメリカの冬休みは長い」というイメージをお持ちではないでしょうか?
確かにアメリカの冬休みは、クリスマス前から始まり日数でいえば日本より長いのです。が、なんと仕事始めは1月2日からです!
あれほど盛大にクリスマスを祝い、年越しパーティーで盛り上がったにもかかわらず、2日になった途端、昨日までの大騒ぎは嘘だったかのように一瞬で社会は通常モードに切り替わります。
日本では三が日はもちろん、いつまでもお正月気分を引きずっていた私にとっては、衝撃的な出来事でした。

郷に入れば郷に従え。私もクリスマス、ニューイヤーと楽しんだ後は、2日の朝からウォーキングMTGをしましたよ!!
寝正月も悪くないですが、新年早々、澄んだ空気の中でのウォーキングはとっても気持ちが良かったです。(ホリデーシーズンの暴飲暴食も、これでプラスマイナス0でしょう!笑)

パーティーのごちそうの写真
いつも食べすぎてしまうパーティーのごちそう

年越しカウントダウンの写真
みんなで年越しカウントダウン

The Volunteer State, Tennessee!

アメリカに来てもう一つ気づいたことがあります。それは、ボランティアに対する意識が日本と比べて圧倒的に高い、ということです。特に、私が住むテネシー州はThe Volunteer Stateという愛称があるほどで、もともとは戦争時にテネシー州からの志願兵が活躍したことに由来しているそうです。現地の人々は、「社会に貢献すること」に強い使命感と誇りを持っているように感じます。

せっかくボランティア・ステートに住んでいるのですから、私もフード・パントリーのボランティアに参加してみました。フード・パントリーとは、食べ物に困っている人たちに向けて、無料でご飯を提供する団体です。食料配布の日には、天候に関わらず多くの方々が長い行列を作ります。何時間も立ちっぱなしでなかなか骨の折れる活動ではありますが、参加するたびに多くの気づきがあります。
子どもから大人までこんなにも多くの方が食料支援を必要としているということに、最初は大きなショックを受けました。そして正直、これまで関わったことのない方々に対して怖さもありました。
ですが、いざ、食料配布を通して言葉を交わすと、彼らの温かさに触れました。食料を運ぶ手伝いをすれば、親切にありがとうとハグをしてくれます。英語話者ではない方々も多くいますが、笑顔で、そして彼らの言語で感謝を伝えてくれます。

アメリカドラマでみるような大きなプール付きの豪邸や食べきれないほどの料理などといった裕福で自由なイメージのアメリカも、もちろんアメリカの一部の側面ではありますが、その一方で、大きな格差が存在し、さまざまな人種の方々が日々懸命に生きているのもアメリカの現実だということを知りました。
JOIプログラムは日本文化への理解促進を主目的としていますが、自分の文化を伝えるためには、現地の文化や実情に対しても高いアンテナを持つことが重要だと思います。2年間という限られた時間ではありますが、コミュニティと繋がる機会を積極的に探し、より深くこの国を知っていきたいと思っています。

食料配布ボランティアの写真
食料配布ボランティアにて

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