私のペンサコーラ生活!

1年過ごしたフロリダ州ペンサコーラでの私の生活について、ご紹介します。

ペンサコーラビーチ

ペンサコーラはメキシコ湾に面した、エメラルドグリーンの海、そしてシュガーサンドビーチとたとえられる美しい砂浜を擁した、フロリダ州最西端の街です。フロリダといっても、ほぼアラバマ、そして3時間も車を西に走らせると、ルイジアナ州ニューオリンズにたどり着くというロケーションです。

ペンサコーラビーチには、勤務地である大学やアパートから30分足らずで到着しますので、友人たちとの食事の待ち合わせは、おのずとビーチになります。ハリケーンが沢山来る場所でもありますので風が強く、おかげでビーチが漂流物で汚されているといった状況はありません。ここで水平線に沈む夕日を眺めることは、何より私の癒しです。
私と私の娘たちはハワイアンフラを踊るので、いつかこのビーチで娘たちとフラを踊ってみたいと密かに企んでいます。

ビーチを手で指し示す本人のポートレート
ペンサコーラビーチ

フロリダでハワイアンフラ

フラといえば、5月はAsian American and Native Hawaiian/Pacific Islander (AANHPI) Heritage Monthと定められており、私は地域のシニアセンターや海軍基地から講師として呼ばれることがありました。そこで、私のふるさと山口から約150年前にハワイに移住した日本人の歴史や、彼らがもたらした今日のアメリカ・ハワイと日本・山口の繋がりについてスピーチした後、フラを披露すると、参加者にとても感動していただき、大きな拍手をいただきました。

フロリダでは、ハワイアンフラの認識があまり高くなく、他のポリネシアンダンスと同じようにとらえられています(いわゆるファイヤーダンスなど)。フラのハンドモーションの意味や、日本でなぜフラが高い人気を誇るのかの説明を交えながら踊ると、ペンサコーラの人達に喜ばれると同時に、「どうして日本人なのにそんなにフラが踊れるの?」と、高い関心を持ってもらうことができました。先日一時帰国の際に、たまたま来日していたハワイ・カウアイ島在住の私のフラの指導者に会った際、フロリダでフラをシェアしたことを伝えると、指導者はとても喜んでいました。
この経験は、いわゆる日本文化をアメリカで伝えることとは異なる形ではありますが、日米の相互理解促進に役立っていると感じています。

衣装を着てフラを踊っている
海軍基地でフラ披露

他にも、勤務大学のキャンパス内にワニやクマが出現するなど、ペンサコーラ生活は話題に事欠きませんが、これからも、私らしい過ごし方で、ここでの生活を満喫したいと思っています!

仮装をした3人の人物に囲まれた写真
ホームカミングデーにてUWF卒業生と
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