アウトドアライフ!フィッシングとハンティング
モンタナ州ディロンに派遣されている21期の福本菜央です。モンタナには自然いっぱいの中で楽しむアクティビティがたくさんあります。夏はハイキングにキャンピング、冬はスキーにスノーボード…この1年半で友達にいろんなところへ連れて行ってもらいました。その中でも今回はフィッシングとハンティングについてご紹介します。
フィッシング
モンタナのフィッシングの一般的なシーズンは5月から11月です。釣りをしてもいい川、持って帰っていい魚など、釣りにはさまざまなルールがあり、ルールブックをしっかり読む必要があります。そしてライセンスを取得し、釣り中は常に携帯しておかなければなりません。これはお金を払えば、誰でも取得できます。フライフィッシング用の疑似餌も自分で制作しました。専用の器具や特殊な羽を使い、細かい作業を頑張りました。
2024年の夏は計4回フィッシングに行き、大きいマスを1匹、小さいマスを6匹ほど釣りました。ちょっとしたハプニングもありました。川の土手で釣りをしていた際に、バランスを崩して、靴のまま川に落ちてしまいました…。これもいい思い出です!魚が釣れた瞬間の喜びはとても大きいので、次のシーズンも絶対に行きたいと思います。

フライフィッシングの疑似餌づくり
フィッシングの様子
釣り上げたマス
ハンティング
ハンティングにはさまざまな種類がありますが、ライフルによる鹿のハンティングに行きました。シーズンは10月末から11月末で、当日は夜明け前に出発します。朝日が上り始めると同時に鹿を探し始めますが、薄暗くてとても難しいです。さらに、私有地では狩りをしてはいけないため、しっかりと地図を確認して国有地であるかどうかを確かめます。
今回は鹿の群れを2つ見ることができ、バレないようにかがみながら、ライフルで撃てる位置まで近づきました。私は撃った後の鹿の行方を確認する役として位置につき、友達が一発撃ち、そして見事鹿を捕獲することができました。
ここまでも大変ですが、ここからがもっと大変です。獲物とかなり距離があるので、歩いて探しに行きます。そこから血抜き、腸抜きを済ませ、鹿を抱えて下山します。家に帰り、素早く、無駄なく、ていねいに解体します。その日は、鹿肉にベーコンを巻いて、和風ソースと一緒に美味しくいただきました。狩猟の難しさや大変さを体験し、さらに食事への感謝や命の尊さに再度気づかせてくれるいい経験となりました。
オレンジベストを着てハンティング
こちらを見ている鹿