おにぎり+唐揚げ+腹ペコ大学生=??

こんにちは!ネブラスカ、オマハに派遣中の中野真奈です。今回はホストサイト、クレイトン大学での活動の様子をご覧ください。

おにぎりテイスティングイベント

2024年11月におにぎりテイスティングイベントを開催しました。ちょうどこの時期はTable for twoがおにぎりアクションというキャンペーンを行っている時期で、日本のソウルフードであるおにぎりを、ぜひ広めたいという思いから実現しました。

鮭フレーク、ツナマヨ、おかか、ふりかけ(たまご、しそ)、炊き込みご飯、そしてスパムむすびと材料を豊富に用意し、お気に入りを選んでもらうスタイルです。また、のりは好き嫌いが分かれると聞いていたので、おにぎりの横に置き、好きな人だけ自分で巻いてもらいました。のりは意外にも人気が高く、ほとんどの人が食べていたように思います。

そして、おにぎりのお供として用意したのが唐揚げです。唐揚げも日本を代表する食べ物ですよね。大変ありがたいことに、ネブラスカに工場を持つ日系企業、マルハニチロ様がご提供くださいました。本当にありがとうございます。この場をお借りし改めて御礼申し上げます!

おにぎり+唐揚げ+腹ペコ大学生=大盛況

おにぎりと唐揚げの最強コンビはあっという間に人気となり、会場は人でいっぱいになりました。どちらも認知度はあまり高くありませんでしたが、反応は100%好評でした。おそらく初めて見たであろう具材も、「これは何でできてるの?」「肉?魚?」と興味津々な様子で次々に質問が飛び交い、楽しそうに新しい食べ物にチャレンジする姿がとても微笑ましかったです。たまに、”アメリカ人は知っている味しか口にしたがらない”、いわゆるピッキーイーターが多いという話を耳にしていたので少しだけ心配していたのですが、全くの杞憂のままイベントは大成功に終わりました。

イベント時間もとうに過ぎ一息ついていたところ、「まだやっている?」と覗きに来た学生もいました。「ごめんね、もう終わったよ」と答えたものの、楽しみにして来てくれたと思うとそのまま帰すのは心が痛く、葛藤のすえ今まさに食べる瞬間だった自分のランチ用に用意していたおにぎりを差し出しました。自身の成長を感じた瞬間です…!

日本食に感謝

このイベントを通して、改めて食は文化を届けるためのゲートウェイだと実感しました。別の週には日本文化クラブ(念願叶い、昨年大学に設立されました!)の活動でおにぎり作り体験も行い、地道にですがおにぎりを広めていっています。料理があまり得意ではない自分にとって、JOIの活動を通して日本食に触れることはとても良い機会になっています。日本を伝えたい、知ってほしいと思いながら作る料理には自ずと心がこもり ます。同時に、伝えたい食文化がある日本という国を誇らしくも思います。もっともっと日本食を身近に感じてもらえるように、これからも食に関するアウトリーチ活動は積極的に行っていく予定です。

壁に時計やモニターが掛かった教室のような室内で、並べた机の上に皿に盛られたおにぎりなどが沢山並べられており、10名程度が囲んでいる
たくさん用意しました!

椅子に座った男性と女性がおにぎりを手に持っており、その間で紫のセーターを着た女性が両手を上に広げてポーズをとっている
好きな具を選んでね

壁を背にして、リュックを背負った女性二人が並んで微笑んでこちらを向いている
唐揚げも大人気

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