私の派遣先、アイオワ州を紹介します
こんにちは!アイオワ州シーダーフォールズに派遣されている、JOI22期の梅田と申します。アイオワ州に来てそろそろ半年が経ち、ようやく生活にも慣れてきました。冬はかなり寒く、乾燥していて、気温がマイナス20度を下回ることもあります。私にとっては人生で初めて経験するほどの寒さですが、楽しんで毎日を過ごしています。今回は、私の住んでいるアイオワ州、そして派遣されているシーダーフォールズについて紹介したいと思います。
農業州・アイオワ
アイオワ州は、ミズーリ州とミシシッピ川に挟まれた、アメリカ中西部の州です。コーンベルトと呼ばれるトウモロコシの大規模な栽培地域の一部であり、トウモロコシの生産量は全米で最も多いです。そのほか、豚肉の飼育頭数も全米一位、大豆の生産量もトップクラスと全米屈指の農業州です。実際に車を走らせているとこのように、無限に畑が広がっています。

車窓からの景色。コーン畑が広がっています
学園都市・シーダーフォールズ
シーダーフォールズは、アイオワ州の州都であるデモインから車で2時間ほどの場所に位置している、人口約4万人の小さな街です。シーダーフォールズには、私の派遣先である北アイオワ大学があり、街の人口の多くは大学関係者という学園都市でもあります。また、北アイオワ大学はフットボール、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツが有名で、それらのマスコットであるパンサーの「TK」が街中にいます。
非常にのどかなアイオワ州の中でも特にのんびりした雰囲気を持っており、治安はかなり良いです。また、街の人たちも非常に優しく、初めて会う人に日本から来たと伝えると、「日本からこんな遠いところまでよく来たね!」と歓迎してくださいます。派遣当初の右も左も分からない時期に、多くのシーダーフォールズの方に助けていただいたことは感謝してもしきれません。

北アイオワ大学のマスコット・TKと
派遣先でのアウトリーチ
私は、北アイオワ大学で留学生の受け入れやオリエンテーション、イベントなどの企画を行なっている部署に配属されています。そのため、オフィスでは留学生と会う機会が多いのですが、いろいろな国からいろいろな目的を持って北アイオワ大学に来た生徒たちが溌剌と学んでいる姿には、日々刺激を受けます。北アイオワ大学には日本語学科や日本語クラスなどはありませんが、アイオワ州と山梨県が姉妹都市であることもあり、山梨大学を中心にいくつかの日本の大学と関わりがあります。また、独自に日本語を学んでいる学生もおり、アニメや漫画などの日本文化を知っている若い方は多いです。書道や茶道など、ワークショップを行う際には、たくさんの学生さんが来てくださいます。
書道ワークショップにて
様々な国からの留学生と共に、ホームカミングパレードにも参加しました
これからもアイオワ州での生活を楽しみながら、ホストサイトの内外で精力的に活動していきたいと思います!