アメリカ文化~アメリカの大学での授業~について
私の派遣先、北アイオワ大学(University of Northern Iowa)はアイオワ州にある州立大学です。派遣されてから約1年間、北アイオワ大学で活動する中で、キャンパス生活の中で見られるアメリカ文化をたくさん感じてきました。その中でも、私が感じたアメリカの大学での授業の様子をアメリカ文化の一つとしてお伝えできればと思います。
北アイオワ大学では、9,000人を超える学生が勉学に励んでいますが、そのうちの約200人が各国からの留学生です。留学生の中には、英語を得意としない学生も多くいます。そのような学生向けに、北アイオワ大学のOffice of International Engagement(私の所属している部署で、留学生の受け入れやイベントの企画を行なっている部署です)ではCulture Intensive English Program(CIEP)というプログラムが用意されています。私も派遣当初からJOI活動の空き時間に参加させていただいていたのですが、英語の授業以外にもアメリカ文化(ハロウィーンやサンクスギビング)などについて教えてくれる機会も多く、アメリカについてたくさんのことを学べるとても素晴らしい場でした。

北アイオワ大学のカフェテリア。日本文化イベントにも使用しました。
また、それ以外にもCIEPを卒業した後も留学生向けへの授業は複数用意されています。この記事を書くにあたって私が見学した授業では、「Nonverbal communication」についての授業を行っていました。各国のコミュニケーション方法とアメリカでのコミュニケーション方法の違いなどを議論し、学ぶ授業です。たくさんの国からの留学生を常時受け入れている多様性の国・アメリカならではの授業だと感じました。
一般的に大人数が大教室で教授の授業を聞くことがメインの日本の大学の授業に対して、アメリカの大学では少人数で行われることが多いです。特に学生数が多くない北アイオワ大学では、その傾向は顕著で、数十人単位で開かれている授業の数が非常に多いです。また、基本的な授業形式として、教師が生徒に「問いかけ」、生徒がそれに「答える」、いわゆるインタラクティブな形式となっています。期末のテストにも、「プレゼンテーション」などが含まれていることが多く、座学と同じぐらい自己表現力にも重きが置かれているように感じます。私が見学した授業でも、生徒たちが自分の国でのコミュニケーション方法などについて、生徒同士、先生と積極的に話し合い、学んでいる姿が象徴的でした。

CIEPのクラスメート。私のクラスも超少人数でした。
私は日本の大学を卒業したのみで、今回の派遣で初めてアメリカに来たので、もちろんアメリカの大学でじっくり過ごすのも初めてでした。渡米前からアメリカと日本の大学の授業形態が違うことは聞いてはいましたが、改めて見るインタラクティブなアメリカの授業から、新たな学びの形を知り、自分自身ももっと積極的に学びの場に関わっていきたいと感じました。

無事CIEPを卒業しました。

見学したクラスの様子。生徒たちが積極的に発言しています。

見学したクラスの様子。発表をする機会が多いです。