日本文化 × アート × 学び

こんにちは。 JOIコーディネーターとしての2年はとても早く、残すところあと数ヶ月となりました。今回は私のホストサイトであるPlains Art Museumでの活動について紹介します。

大学に派遣されるコーディネーターが多いなか、私は現代アートミュージアムに派遣され、Learning&Engagementという部門に所属しています。ミュージアムに訪れる人の探究心や気づきを大切にし、知識を与えるだけでなく、参加者と一緒に体験を作り上げ、コミュニティと深くつながることを目的としています。ミュージアムに派遣された者として、【日本文化×アート×学び】を常に念頭において活動に取り組んできました。これが簡単そうで意外と難しいものでした。最初の数回のアクティビティはスムーズに終わったものの、なんだか盛り上がっていないように感じられるものでした。ミュージアムのスタッフのイベントでの対応方法をみていると、こちらからの一方的な発信にならないように、参加者が自分自身で考え、自身を表現できる余白を残しておくこと、そしてそれが気づきや学びにつながるのだと気付かされました。

ミュージアムで秋〜春にかけて毎月行われている家族向けイベント”Kid Quest”では毎回異なるテーマに合わせて、日本文化の紹介及び簡単なアクティビティも行っています。「好きなものはなに?」「いまどんな気分?」「自分たちの知っているものとどう違う?」このような質問を通して、子供たちが目を輝かせながら自分なりの答えを探す姿を見ていると年齢に関係なく他国の文化について知る手段は意外と身近なところに隠されているのだなと発見が多いです。


“ジャーナリング”をテーマにした家族向けイベントにて

自身が作った判子の印影を手に持ち、うれしそうな笑顔
Japanese Culture Classでの判子作りアクティビティ

ホストサイトでのJapanese Cultutre Classでも、参加者が自分自身で考え、自身を表現できる余白を残しておくことは常に考えています。例えば、判子作りアクティビティでは、参加者自身がとても楽しそうに自分を表現するデザインを考えていました。ガールスカウト向けの墨流し&習字のアクティビティでは、一度しかできない模様に思い思いの言葉や自身の名前を書いて、唯一無二の作品を作りました。

ミュージアムという場所で、皆さんと一緒に「正解」のないアートや文化を楽しめたことは、私にとって何よりの宝物です。知識を一方的に伝えるのではなく、一人ひとりの感性が混ざり合うことで、日本文化はより鮮やかに、身近なものに変わっていくのだと教えてもらいました。 残りの任期も、この温かいコミュニティの皆さんと共に、新しい「発見」の種を蒔き続けていきたいと思います。

思い思いの言葉や自身の名前を書た墨流し&習字のアクティビティで、唯一無二の作品を手に記念撮影
墨流し&習字アクティビティwithガールスカウト

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