ユタ州の小さな町、ローガン

皆さん、こんにちは。JOIコーディネーター23期の眞鍋志野です。私の派遣先は、ユタ州ローガンにあるユタ州立大学です。ユタ州でJOIコーディネーターを迎えるのは今回が初めてということです。私のオフィスは、Department of World Languages and Culturesにあり、日本語を教えている先生方と日々協働しながら活動しています。

ユタ州は国立公園がたくさんあり、とても美しいです。先週、本学はFall breakで三連休があったので、アーチーズ国立公園に行ってきました。壮大で感動しました。また、大学からもきれいな山が見えます。自然に囲まれた素敵な場所です。

自分のオフィスのドアの前でスーツ姿の写真
ユタ州立大学での私のオフィス

ユタ州立大学の全景
自然豊かなユタ州立大学

三連休で行ったアーチーズ国立公園で楽しんでいる様子
アーチーズ国立公園での写真

私はこれまでアメリカに来たことがありませんでした。そんな私の、初めてのアメリカで驚いたことをいくつか紹介します。

全てが大きい

スーパーマーケットに行くと、売っている物の大きさに驚きました。日本ではおひとり様用のお肉や魚も売っていますが、ここではほとんどが大きな塊での販売です。友人によると、大量に買った方が単価が安くなるからアメリカではそうする、とのことでした。ですから、大きいものを買って小分けにして冷凍するようにしています。 野菜や果物が量り売りで売っているというのは大変ありがたいです。無駄なプラスチックが使われないので環境にも優しいと感じます。値段は買うまではっきりとは分かりませんが、計り無しでも大体の重さが分かるようになってきました。

車椅子の方たちに優しい

多くの手動ドアには、車椅子マークのついたボタンがついており、それを押すと手動ドアが自動で開きます。 また、公共交通機関においても、車椅子の方たちのためのストッパーやスロープがついており、車椅子の方が一人でも利用できるようになっています。手助けが必要な際も、バスの運転手さんや周りに座っている人がすぐに手を差し伸べており、あたたかい環境だと感じました。

自動でドアが開くボタンのクローズアップ
押すとドアが自動で開くボタン

道路の状況

道路に裂けたタイヤの破片が落ちていたり、車の部品が散らばっていたり、道路自体に穴があいていたり、日本ではあまり見ることのない光景に驚きました。私はアメリカに行くまでなぜアメリカ人は大きな車に乗っている人が多いのかあまり理解していませんでしたが、今では少しだけ理由が分かるような気がします。道ががたがたなところや雪道、山道も多いので、四駆でなければ危ない場面によく遭遇するのです。

最後に、私の派遣先であるユタ州立大学についてのお話を少しだけ。学科長や日本語プログラムの先生方のご尽力のおかげで、本学では日本語を副専攻として学ぶ学生や日本文化や日本語に関心をもつ学生が少なくありません。私は日本語を副専攻として勉強する学生に向けて毎週イベントを開催していますが、いろいろな学生が興味をもって参加してくれています。これまでに行ったワークショップとしては、ひらがなビンゴ、ジャパングリッシュクイズ、浴衣、茶道、けん玉、折り紙などがあります。日本に留学していた学生、日本に留学したい・旅行で行きたい学生も多く、日々日本についてさまざまな質問を受けます。これから約2年間でさらに日本のことを学び、広め、つないでいくと同時に、アメリカについても多くのことを学び、経験できることが楽しみです。

浴衣のワークショップで参加者と阿波踊りを踊っている写真
浴衣ワークショップで阿波踊りを踊る様子

ひらがなビンゴのワークショップの様子
ひらがなビンゴをしたときの写真

                                
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