公開セミナー「大学と行政でつくる多文化共生の未来」
今日私たちが暮らすコミュニティはますます多様な人々を内包するようになっています。こうしたコミュニティが多様性を力に変えていくために、大学と行政はどのように協力していくことができるのでしょうか。
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2015年5月にノルウェー・オスロ市で開催されたインターカルチュラル・シティに関する会議「Building trust in diversity: universities and cities joining forces」に参加した長谷部美佳・東京外国語大学特任講師より、欧州での取り組みから日本が学ぶべき点をご紹介いただきます。
ディスカッションには、大学で教鞭をとりながら自治体の多文化共生施策づくりに深く関わっておられる山脇啓造・明治大学教授、新宿区で多文化共生事業を担当なさっている鈴木靖氏にご登壇いただき、今後、大学はどのように地域に貢献できるのか、また何を求められているのか、議論します。
概要
日時 | 2016年1月15日(金曜日)18時~19時45分 |
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場所 | 国際交流基金 JFICホール[さくら] |
対象 | 自治体、大学、NPO等で多文化共生に関わる人などを中心とする一般市民 |
参加費 | 無料 |
使用言語 | 日本語 |
プログラム |
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申し込み方法 | ご参加希望の方は、1月14日(木曜日)までに、お名前・ご所属・ご連絡先(Eメールもしくは電話・ファックス番号)を明記の上、下記Eメールもしくはファックスにてお申し込みください。Eメールでお申し込みいただく場合には、タイトルを「1/15公開セミナー参加申し込み」とご記入ください。 お申し込みEメール: oca@jpf.go.jp (メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。) |
登壇者
報告者・パネリスト:長谷部美佳(東京外国語大学多文化教育研究センター特任講師)
イースト・アングリア大学開発におけるジェンダー分析修士課程修了、東京都立大学社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。社会学博士。専門は移民とジェンダー、多文化社会論。論文に「インドシナ難民家族の高校進学と支援者の役割」(川村千鶴子編著『多文化社会の教育課題-学びの多様性と学習権の保障』明石書店、2014)、「外国人家事労働者受け入れをめぐる問題点‐政策・社会統合とジェンダーの視点からの分析」(東京外国語大学海外事情研究所『クアドランテ』No.17、2015)など。
パネリスト:山脇啓造(明治大学国際日本学部教授)
コロンビア大学国際関係・公共政策大学院修了。専門は移民政策・多文化共生論。東京都多文化共生推進検討委員会委員長、大田区多文化共生推進協議会会長。2000年頃から多文化共生社会の形成に向けた様々な政策提言を発表。総務省や法務省など関係省庁や愛知県、宮城県、長野県など地方自治体の外国人施策関連委員を歴任。
パネリスト:鈴木靖(新宿区地域文化部多文化共生推進課課長)
1986年新宿区入区。2013年4月より3年間、地域文化部大久保特別出張所長を務める。2015年4月より地域文化部多文化共生推進課長。
新宿区では日本人と外国人の交流を目的としたしんじゅく多文化共生プラザの設置、大久保地区での外国人コミュニティとの連携事業の実施など、積極的に多文化共生に向けた取り組みを展開している。
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 欧州・中東・アフリカチーム
担当:石川 結衣(いしかわ ゆい)
電話:03-5369-6071
ファックス:03-5369-6041
Eメールアドレス:oca@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)