文芸対話プロジェクト“YOMU”第1回トークセッション 「マレーシア フードカルチャー散策~食を入口にマレーシアの文化を散策する」

マレーシアフードカルチャー散策職を入り口にマレーシアの文化を散策するトークセッション11/1 19:00-21:00オンライン視聴無料

11月1日に開催した「マレーシア フードカルチャー散策」のアーカイブ動画を公開しました!以下よりご視聴いただけます。
https://youtu.be/_uQkfDju85k

アジア7か国の若手・中堅作家による短篇小説・エッセイを多言語で紹介してきた文芸対話プロジェクト“YOMU”。2022年12月にマレーシアから作家たちが来日するのに先駆けて、マレーシアの食文化をきっかけに多民族国家マレーシアの社会と文化に触れるトークセッションを開催します。本と出会うための本屋『文喫 六本木』と国際交流基金(JF)のコラボレーション企画第一弾!

「一皿の料理には、その土地の文化が詰まっている」
マレーシアの作家ナディア・ハーンさんの短篇小説「アンサナ」を読んでみてください。
「芋のチップス」に「トンカッアリ」と、見慣れない食べものが出てきます。
異文化に触れる時には、食べものも理解のきっかけになるのです。
食べものには、つくる人、食べる人の暮らし、そして、それを食べることのイメージが織り込まれています。
多民族国家マレーシアのフードカルチャーを散策しながら、時折、文化の深みにはまってみる。
そんなトークセッションを開催します。

マレーシアの多様な食の世界に皆さんをいざなうのは、マレーシア食文化ライターの古川音さん。マレーシア文化の研究者であり、翻訳者でもある戸加里康子さんも登壇し、社会と文化の「縮図」ともいえる食文化からうかがい知れる現地のあれこれや、小説に描き出される料理や食文化から見えてくるマレーシア社会についてお話しします。そして、皆さんと一緒に未知の食文化と出会い、驚き、楽しんでいただくのは料理家の長谷川あかりさんです。

トークセッションでは、12月に来日するマレーシアの2人の作家と、日本の2人の作家による交換日記企画「風景交換」についてもお話しします。
詳細は以下をご覧ください。

開催概要

日時:
2022年11月1日(火曜日)19時~21時
形式:
現地参加(文喫 六本木)及び オンライン視聴
アクセス:
地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 3・1A出口より徒歩1分
申込み:
現地参加は有料となります。ご希望の方は以下よりお申込みください。
https://malaysianfoodculture-bunkitsu.peatix.com
オンライン視聴は参加費無料、お申込み不要です。
当日のアーカイブ動画を公開しました。以下よりご視聴いただけます。
https://youtu.be/_uQkfDju85k
言語:
日本語
主催:
国際交流基金、文喫 六本木

登壇者プロフィール

古川 音

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マレーシア食文化ライター。2005~09年、マレーシアの首都クアラルンプールに滞在。日本人向け情報誌の編集を4年間手がける。現在は、日本で編集ライターとして活動するほか、体験型ごはんイベントを主催するマレーシアごはんの会、またマレーシア文化メディア『WAU』の編集・執筆を手がける。著書に『マレーシア 地元で愛される名物食堂』(学研プラス)、『ナシレマッ』(マレーシアごはんの会)など。

戸加里 康子

戸加里 康子氏の写真

マレーシア語通訳・翻訳・講師。学部在学中にマレーシアに留学し、以来、マレーシアと日本を行き来しながら、マレーシア関係の仕事に携わる。日本で上映されるマレーシア映画の字幕監修なども行う。JF「アジア文芸プロジェクト”YOMU”」では、マレーシアの2作品(マレーシア語、英語)の日本語訳を担当。著書に『旅の指さし会話帳マレーシア』(情報センター出版局)。

長谷川 あかり

長谷川 あかり氏の写真

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がるレシピを発信中。

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