文芸対話プロジェクト“YOMU”トークセッション 「言葉はどこへ向かうのか—ミャンマーの文学と出版の現在地」

トークセッションの日時場所等の実施概要と登壇者2名の紹介、詳細は画像以下の本文に記載

ミャンマーの文学関係者の多くは、厳しく複雑な社会情勢のなかでも言葉を紡ぐことをあきらめず、読者や人々と運命を共にする道を選んできました。現在ヤンゴンで出版社と書店を営み、作家・詩人としても表現し続けてきたサンモンアウン氏も、その歩みを体現してきたおひとりです。

このたび「文化人短期招へい事業」によりミャンマーから来日するサンモンアウン氏に、ミャンマーの最新の文学・出版事情、作品に込める思い、そしてミャンマーと世界を文学で接続する試みなどについてお話を伺います。進行は、京都大学東南アジア地域研究研究所・教授の中西嘉宏氏におつとめいただきます。

概要

タイトル 言葉はどこへ向かうのか—ミャンマーの文学と出版の現在地
実施日時 2026年1月30日(金曜日)
17時30分~19時00分
※トーク終了後、ささやかな交流会を予定しています。
会場
参加 無料、事前登録制(定員50名)
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。ご参加の可否につきましては、登録いただいた連絡先宛てに、1月27日(火曜日)を目途にご連絡いたします。
言語 英語・日本語(英語部分は日本語への逐次通訳あり)
登録
登壇者 サンモンアウン/出版社・書店経営者、詩人、作家
中西嘉宏/京都大学東南アジア地域研究研究所・教授
主催 国際交流基金(JF)

登壇者

サンモンアウン氏のポートレート

サンモンアウン San Mon Aung
1986年ヤンゴン生まれ。筆名はミェーモンルィン(Myay Hmone Lwin)。NDSP 出版と書店ヤンゴンブックプラザを創設し、現在ヤンゴンとタイのチェンマイで複数の出版レーベルや書店を運営。海外文学の翻訳出版にも取り組む。米国アイオワ大学国際創作プログラム、イースト・アングリア大学英国文芸翻訳センター(BCLT)サマースクール、フランクフルト・ブックフェア、シンガポール作家フェスティバルなど世界の主要な文学・書籍イベントに参加。ミャンマー語の著書に、『二分の一』(2010)、『グー』(2011)、『影を見つめて』(2011)、『碑文を消しゴムでは消せない』(2013)ほか多数。邦訳作品に「紙飛行機」(『21世紀ミャンマー作品集』所収、大同生命国際文化基金、2015年)。2026年1月27日から2月5日まで国際交流基金文化人短期招へい事業で訪日。

中西嘉宏氏のポートレート

中西嘉宏 NAKANISHI Yoshihiro
1977年、兵庫県生まれ。京都大学東南アジア地域研究研究所・教授。京都大学博士。専門は東南アジア政治、アジア外交、ミャンマー政治。著書に『軍政ビルマの権力構造』(京都大学学術出版会)、『ロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相』(中央公論新社)、『ミャンマー現代史』(岩波書店)などがある。日本貿易振興機構・アジア経済研究所研究員、ヤンゴン大学客員教授、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院研究者などを歴任。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)
国際対話部 企画開発チーム
電話:03-5369-6025
E-mail:gpk_1@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

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