国際交流基金 サマー・インスティテュート2016
国際交流基金は、文化芸術交流、海外における日本語教育、そして日本研究・知的交流の3分野における活動を通じて、日本文化の様々な側面を通して海外の人々との対話を広げ、相互理解を進めながら、世界と日本の絆を深めていきます。日本研究・知的交流部では、海外での日本研究を支援し、その振興を図ることで、世界の各国で人々により日本が深く理解されることを目指します。国際的な重要課題、共通の関心事項について、日本と海外の人々の間で対話する機会を作ることで、日本の対外発信を強化すると共に、将来の対話や交流事業の中心的な役割を担う人材を育てるための事業を推進します。
今回、日本・米国・東南アジアの3地域にまたがる新たな研究者ネットワークの形成を実現しうる夏期集中講座を実施します。公募により、意欲のある研究者を募集します。
1. プログラムの趣旨と目的 Purpose and Objectives of the Program
国際交流基金サマー・インスティテュート2016は、国や地域を越えた研究を促進する一助として、日本・米国・東南アジアの高等教育・研究機関に在籍する研究者を一堂に会し、新たなネットワークの構築を目的とする事業です。3泊4日の合宿を通じ、具体的な共同プロジェクトの形成促進までを視野に、レクチャー、ディスカッション、研究アイディアの提案とプレゼンテーション等を行います。
2. プログラム概要 General Information
合宿は下記の通り実施予定です。スケジュールとオプション視察旅行の詳細は採用決定後に参加者に通知します。
- (1)実施期間: 2016年7月28日(日本到着日)~8月1日(日本出国日)
- (2)実施場所: 湘南国際村センター(神奈川県三浦郡葉山町)
- (3)スケジュール: 別紙を参照のこと
- (4)募集予定人数: 日本、米国及びASEAN加盟10カ国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)より25名程度
- (5)視察旅行: 参加者のうち、希望者に対して福島県へのオプション視察旅行を次の通り企画しています。
- 1.期間: 2016年8月1日午後~8月3日(日本出国日)
- 2.場所: 東日本大震災の被災地や復興場所(福島県内)
3. 申請資格 Eligibility
申請者は次の資格を有することが必要です。
- (1)米国、ASEAN10カ国、日本のいずれかに所在する高等教育・研究機関に在籍し(ポスドクも含む)、国際的な共同プロジェクトを実施できる者、または意欲のある者
- (2)日本に関する事項を研究する博士号の学位取得者、または同等の研究実績を持つ者
- (3)英語によるディスカッションが可能な者。日本語ができれば尚良い
- (4)参加に支障のない健康状態であること
- (5)所属機関の承認を得ていること
- (6)プログラムの全日程(視察旅行を除く)に参加が可能であること
4. 申請手続 Application Procedure
- (1)応募方法: ウェブ上から申請書をダウンロードし、以下の書類を揃え、電子ファイルをパスワード付ZIPファイルにまとめて、summer_institute@jpf.go.jp宛に添付の上Eメールで提出してください。
申請書及び付属の提出書類は日本語または英語で必ず記入して下さい。一度提出されたものは返却しませんのでご了承ください。
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)- 1.国際交流基金 サマー・インスティテュート2016申請書【Word:75KB】
- 2.最新の履歴書(Professional Curriculum Vitae)(A4で3枚以内)
- 3.申請理由書(A4で1~2枚以内)
- 4.共同事業計画案(地域・専門領域を越えて実施可能な日本に関する共同事業のアイディアについてのレポート(A4で1~2枚以内))
※ 共同事業とは、日本・米国・東南アジアの国境を超えた研究者によるセミナー、ワークショップやシンポジウムなどのプログラム、若手研究者の支援、共同研究や出版事業やその他の研究者をつなぐ事業など多岐に渡るものを想定しています。同趣旨の共同事業を支援する助成プログラム “US-Southeast-Asia Collaboration and Exchange Institution”のガイドラインも参考にしてください。
- (2)応募締切: 2016年4月28日正午(日本時間)
- (3)留意事項: 添付ファイルを含め、メール容量は30MB未満としてください。
5. 選考基準
- (1)志望理由の明確さ
- (2)具体的で効果的な共同事業計画案
- (3)所属機関所在国において日本にかかる研究活動の長期的な推進が期待できること。なお、比較的若手の研究者を優先します。
6. 支給内容 Benefits
基金はプログラム期間中、以下の項目について支給します。それ以外は参加者負担とします。
- (1)直行・直帰のエコノミー・クラス往復国際航空券(現物提供・変更不可)
- (2)日本国内における宿泊施設・食事と移動交通手段の提供(現物提供)
- (3)出発日から帰国日までの海外旅行傷害保険
- (4)査証申請手数料等、基金が認める旅行雑費及び旅行日数に応じた日当(日本到着日またはその翌日に円貨での一括支給を予定)
- (5)オプションの視察旅行に参加する場合は、該当する日数に合わせて6.(1)~(4)を提供
7. 注意事項 Basic Terms and Conditions
- (1)宿舎は2人程度の相部屋で、部屋割は基金が決定します。
- (2)夏期集中講座期間中、また滞在延長期間中を通じて、通訳はつきません。
8. 結果通知 Results Notification
選考結果は2016年5月末日までに申請書に記載されたEメール アドレス宛に通知します。
9. 連絡先 Contact
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本研究・知的交流部 企画調整・米州チーム
電話:03-5369-6069
Eメール:summer_institute@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)
Planning and Coordination/ Americas Section, Japanese Studies and Intellectual Exchange Department
The Japan Foundation
Phone: +81-(0)3-5369-6069
Email: summer_institute@jpf.go.jp
(When sending an e-mail, please enter a half-width character "@" instead of a full-width character "@.")
時間 | 7月28日 | 7月29日 | 7月30日 | 7月31日 | 8月1日 |
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午前 | 来日。 都内または横浜のホテル泊。 |
朝食後、バスで移動 | 7時30分~ 8時30分 朝食 |
7時30分~ 8時30分 朝食 |
7時30分~ 8時30分 朝食 |
10時~ 11時30分 オリエンテーション アイスブレイク |
8時45分~ 11時45分 講義 |
グループワーク | フィードバック・セッション | ||
昼 | 11時30分~ 12時30分 昼食 |
11時30分~ 12時30分 昼食 |
11時30分~ 12時30分 昼食 |
11時30分~ 12時30分 昼食 |
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午後 | 12時45分~ 14時45分 自己紹介・研究紹介 |
12時45分~ 13時45分 グループワークについてのオリエンテーション |
プレゼンテーション セッション |
帰途 または オプション視察旅行 |
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15時30分~ 18時30分 講義 |
13時45分~ 18時 グループワーク |
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18時30分~ 19時30分 夕食 |
18時~ 19時30分 夕食 |
18時~ 19時30分 夕食 |
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自由時間 | 自由時間 | 自由時間 |