立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)訪問

JFフェロー×立命館大学ネットワーキング企画
立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)訪問レポート

2023年10月、国際交流基金(JF)は国際日本文化研究センター(日文研)と日本研究フェロー・カンファレンスを開催しました。この機会を活かした付属イベントとして立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)を訪問し、デジタルアーカイブ施設の見学、立命館大学大学院生との交流、2016年度フェローのTravis Seifman氏とのキャリア・ディスカッションを実施しました。

  • 立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)訪問の様子1
  • 立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)訪問の様子2

デジタルアーカイブ施設や和本の保全作業などは、滞日中の研究者でもなかなか見学の機会がないもので、参加フェローからは関心の高さが伺われました。また、大学院生との交流では、同様の研究テーマ同士での熱心な意見交換や、将来の就職についてなど、少人数のグループで共通の話題が尽きない盛況でした。最後に、Seifman氏とのディスカッションでは、日本の研究機関で働くこと、学術機関の教授職とARCでのリサーチ・マネージャーとの職務の違い、日本語で論文を執筆する必要性についてなど、研究者のキャリアステップをめぐりフェローとの活発な質疑応答が行われました。

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今回の訪問は、カンファレンスの機会をとらえた研究者間のネットワーキング構築を目的に企画しましたが、来日中のフェローと日本で学ぶ大学院生や元フェローとの交流に重点を置くことができ、見学の内容が自身の研究テーマ・分野と異なるフェローにとっても有益な機会とすることができました。

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