2026日本研究フェロー・カンファレンス@東京

壇上でカンファレンス参加者の集合写真

2026年7月27日(月曜日)・28日(火曜日)の両日、東京大学伊藤国際学術研究センターにて、「JF-GJSイニシアチブ:日本研究フェロー・カンファレンス2026」を東京大学東洋文化研究所(東文研)との共催により開催しました。 今年のフェロー・カンファレンスは、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施し、日本各地で研究活動中のフェローや東文研関係者をはじめ、国内外から約170名が参加しました。

「つなぐ、つなげる、つながる」をテーマに開催された今回のカンファレンスでは、初日の第一部「日本哲学は世界をつなぐか」において、JFの元フェローで米国イースト・カロライナ大学のTUCKER John先生を招き、基調講演を行いました。続いて、東文研の中島隆博先生の司会のもと、JFフェローでインド・ビシュババラティ大学のPAUL Arpita先生、お茶の水女子大学の長野邦彦先生をパネリストに迎え、日本哲学とは何か、また、日本哲学が世界の諸課題をめぐる対話や交流にどのように関わり得るのかなどのトピックにつき活発な議論が交わされました。

  • 第一部の基調講演でTUCKER先生がスクリーンの横で講演をおこなっている

  • 第一部のパネルディスカッションで男性3名と女性1名がディスカッションしている

翌日の第二部「海外日本研究者の視座」では、滞日研究活動中の博士論文執筆フェロー17名によるショート・プレゼンテーション・リレーを実施しました。各フェローは、自身が取り組んでいる研究の内容や意義、魅力について発表しました。続くポスター・ネットワーキングでは、発表内容をまとめたポスターをもとに、参加者が各自の専門分野を越えて自由に情報・意見交換を行い、新たなつながりや協働の可能性を広げる機会となりました。

  • 第二部のポスター・ネットワーキングでは大勢の人たちがポスターパネルの前でコミュニケーションをとっている

  • 第三部の対話セッション、活発に意見交換が行われている

午後の第三部「研究者をつなぐJF-GJSイニシアチブ」では、JFと東文研の共同招へいプログラムにより来日中のJF-GJSフェローであるKWON Yeon I先生、SCOTT Anthony Robert先生が滞日研究の成果を発表し、受入教員から今後の研究の発展に向けたコメントが寄せられました。最後に、「ポスドク研究者:学術と社会をつなぐ次世代人材」と題した対話セッションを実施し、滞日研究活動中のJF-GJSフェロー5名全員が登壇しました。セッションでは、日本研究者としてのキャリア形成、研究成果の社会への発信・還元、JF-GJSフェローシップへの参加を通じて得たネットワークやつながりなどについて、率直な意見交換が行われました。

参加者からは、「各発表を通じて、扱われたテーマや時代の幅広さに大きな刺激を受けた」、「今後研究交流や共同研究につながる可能性のある研究者と知り合うことができた」、「このような場は、研究を進めるうえでも、今後のキャリアを考えるうえでも、大きな支えになる」といった声が寄せられました。

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