第57回 外国人による日本語弁論大会
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、国際教育振興会、高山市との共催で、第57回外国人による日本語弁論大会を2016年6月18日に岐阜県高山市にある高山市民文化会館にて開催しました。
今回は26か国・地域、80名の応募者の中から予選を勝ち抜いた10か国・地域12名の方々が本大会に出場することとなりました。 それぞれ興味深いテーマをかかげ、日本での生活、日本人との交流などを通して考えたこと、感じたことを、ユーモアや感動を交えて披露しました。
各賞を受賞した方は次のとおりです。
外務大臣賞
フローリス デ・グラーフさん
(オランダ/立命館守山高等学校 高校生)
文部科学大臣賞
エリーザ フランチーニさん
(イタリア/兵庫教育大学 大学生)
主催団体賞
ジョン ダウン(鄭 多恩)さん
(韓国/琉球大学 大学生)
会場審査員賞
プテリ レジェキ ローマニタさん
(インドネシア/宮崎情報ビジネス専門学校 専門学校生)
なお、出場者12名によるスピーチの動画は国際教育振興会のウェブページでご覧いただけます。
出場者・発表テーマ
1. 『七転び八起き』
サリグンバ メリーアン バンザリ
Sarigumba Maryann Banzali
- フィリピン
- 特別養護老人ホーム健祥会モルダウ 介護職員
2.『私の本心』
アレックス カリャンゴ
Alex Kalyango
- ウガンダ
- 日本大学 大学生
3.『実際の距離と心の距離』
リ ガンシュウ(李 顔秀)
Li Yanxiu
- 中国
- 三重高等学校 高校生
4.『発展途上国の留学生から先進国の若者へのメッセージ』
ニン ウー チョー
Hnin Oo Kyaw
- ミャンマー
- 大阪女学院大学 大学院生
5.『若い心に、でっかい夢を』
外務大臣賞
フローリス デ・グラーフ
Floris de Graaf
- オランダ
- 立命館守山高等学校 高校生
6.『地震の「せいで」ではなく「おかげで」』
グエン ティ チャー ヤン
Nguyen Thi Tra Giang
- ベトナム
- 熊本大学 大学生
7.『女は弱し、されど母は強し』
主催団体賞
ジョン ダウン(鄭 多恩)
Jung Daeun
- 韓国
- 琉球大学 大学生
8.『言葉は人を動かす~私が日本語を学ぶ理由とは?~』
ロクサン アベ
Roxanne Abe
- フィリピン
- 山手幼稚園 英語教師
9.『タテマエで世界を救う』
ボリス クジメンコ
Boris Kuzmenko
- ロシア
- 東京外国語大学 研究生
10.『日本人はウソが上手』
会場審査員賞
プテリ レジェキ ローマニタ
Putri Rejeki Rohmanita
- インドネシア
- 宮崎情報ビジネス専門学校 専門学校生
11.『「大人っぽい」ってほめ言葉?』
リ イセン(李 祎璇)
Li Yixuan
- 中国
- 実践女子大学 大学生
12.『日本人になるのは、可能か。』
文部科学大臣賞
エリーザ フランチーニ
Elisa Francini
- イタリア
- 兵庫教育大学 大学生
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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
日本語事業部 企画調整チーム
電話:03-5369-6066