EPA日本語講師派遣経験者インタビュー(インドネシア)

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限られた時間のなかでの活動はあっという間でも、EPA研修での経験は今の自信に繋がっています!

インドネシア派遣経験者

オーストラリア在住中に420時間の養成講座を修了し、その後オーストラリア、中国、日本で日本語教育を経験。EPA研修ではフィリピンへ2回、インドネシアへ3回渡航。現在はコスタリカで日本語講師として活躍中!

Q来る前に不安だったことは?

A

他の講師たちとの集団生活と、インドネシアの時は未知のイスラム圏の国での生活です。

Q現地の候補者の印象は?

A

家族を大切にして宗教を重んじ、人懐っこく勉強熱心な人が多いという印象です。

Q現地で教えてみての感想は?

A

両国とも候補者はこちらの言うことを素直に聞きよく吸収するので、教える側もそれなりの体制で臨む必要があります。目標が明確なので熱心に勉強する人がほとんどで教え甲斐があります。

QEPA日本語講師を経験しての感想は?

A

着任後からすぐに新しい土地での生活と仕事が始まり、平日も休日も忙しくしているうちに半年が終わってしまうという感じです。

QEPA日本語講師での経験は、今の仕事や生活にどのように活かされていますか?

A

他の国で日本語講師として仕事をする際、日本語講師として働くという点でも海外で生活するという点においても、自分はどこででもやっていけるので大丈夫だという自信に繋がっています。

EPA日本語講師を一言で表現すると?

真剣勝負

半年間という限られた期間で成果を出す必要があるプログラムなので、教える側も教わる側も後があるとは思わず真剣に研修時間を使わなければならないと思います。

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こんなにも自分が役に立てる日本語教育というものがあるとは!とても楽しく、やりがいがありました。彼らの生き生きと輝いている目と笑顔に励まされます。

インドネシア派遣経験者

基金のEPA日本語講師として、2011年から2016年まで5期に渡りインドネシアに赴任。ベトナムの大学で日本語教師をしていたので、チームティーチングの経験もあり、特に違和感はなかった。帰国後も日本語教師を続けている。

Qなぜ、日本語教師のキャリアとしてEPA日本語講師を選んだのですか?

A

2010年にベトナムの大学で教えていた時に、怪我をして入院しました。その時にベトナム人の看護師さんの介護がとても素晴らしく、ホスピタリティ精神に溢れていて感動しました。アジアの方々は親切で、心から介護します。いつか、アジアで医療関係の日本語教育をやってみたいと思いました。退院後すぐに EPA訪日前研修の講師募集を見て、これだ!と応募しました。

Q行く前に不安だったことは?行ってみたら?

A

インドネシアには旅行でも行ったことがなかったので、ちょっと危ない国なのかなという不安はありました。でも、行ってみたら言われているほどでもなかったので、まあ、自己管理かなと、はい。いい国です。
皆が笑顔で明るくて、街では子供が裸足で遊んでいたり、研修所では猫が教室でいっしょに授業を聞いていたり、平和で人間らしい生活をしていると感じました。

QEPA日本語講師での経験は、今の仕事や生活にどのように活かされていますか?

A

候補者にはいろいろな人がいるので、優秀な人にもそうでない人にも、それぞれどうすれば良いか。様々なやり方や道しるべ、接し方があると学びました。インドネシア滞在中に母が入院しましたが、入院先にはインドネシア人の看護師候補者たちがいて、私の教え子もいました。彼らの優しい対応に両親ともに大変喜んでいました。私との写真をまとめて、母に見せるために勤務時間外にお見舞いに来てくれた人もいたそうです。彼らを通じて、自分の仕事の成果を病床の母に見てもらえて良かったです。母の遺品から見つかった手帳に、彼らの名前が記されていました。この仕事をやっていて良かったと思います。「あいうえお」から教えた候補者が母としゃべっている!ということにも大変感動しました。

EPA日本語講師を一言で表現すると?

責任

彼らを日本に迎えるために、講師自身も自覚と責任感をもって頑張れます。責任感があるからこそ、楽しい仕事でもあります。

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