次世代共創パートナーシップ -文化のWA2.0-

国際交流基金(JF)は、日本ASEAN友好協力50周年(2023年)を契機に、日本とASEANの次世代の交流促進と人材育成を目的とする包括的な人的交流事業「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」を、今後10年間にわたり集中的に実施します。

この取組は、JFが2014年~2023年にかけて実施したアジアとの文化交流事業「文化のWA(和・環・輪)~知り合うアジア」を発展的に継承するものであり、特にASEAN各国から期待が大きかった「日本語パートナーズ事業」の継続を含みます。12月17日に開催された日ASEAN特別首脳会議の場で岸田総理から発表されました。

本事業を通じて、以下の実現を目指します。

  • 日ASEAN間における将来にわたる強固な信頼関係の構築
  • 多層的な人的ネットワークの強化
  • 共通課題解決に向けた協働
  • 懸け橋となる次世代人材の育成
  • 多文化共生社会の発展への貢献

そのために、現地カウンターパートや日本国内の様々な人・団体と協働・共創しながら、以下の2つを大きな柱に、今後10年間で1,000万人以上に裨益するような幅広い分野での人的交流を促進します。(具体的な実施プロジェクトは、随時お知らせしていきます。)

(1)双方向の知的・文化交流事業
  • 気候変動、防災等の地域に共通する幅広い多様なテーマでの知的対話の促進や共同研究の支援
  • 美術、舞台、音楽、映像、スポーツ等の分野での人的ネットワーキングや協働事業
  • 初等・中等教育機関教師の招へい・交流 等
(2)日本語パートナーズ事業
  • 日本語授業のアシスタントや日本文化の紹介を行う「日本語パートナーズ」の派遣
  • パートナーズ受入校の教師や日本語学習者の訪日研修
  • 帰国したパートナーズが多文化共生社会実現に貢献できる活動等への支援 等

「次世代共創パートナーシップ -文化のWA2.0-」特設サイト

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