東南アジアのニュー・アート
「美術前線北上中」展 New Art from Southeast Asia 1992
展覧会
「私たちの西洋美術寄りの美術観と固定したアジア美術観に新しい視点を与える」という意図で企画され、日本国内4都市を巡回。本展開催以前は伝統的側面を強調する作品が中心だった日本でのアジア美術紹介のあり方から脱却し、急速に成長していた1990年代初めのASEAN加盟全6カ国から、現代美術作家17名の新作を紹介した画期的な展覧会となりました。アーティスト選定のために1カ月余りの現地調査を2回に分け実施しました。
会期・会場 (東京) |
1992年9月15日~25日 |
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東京芸術劇場展示ギャラリー | |
(福岡) | 1992年9月29日~10月18日 |
福岡市美術館 | |
(広島) | 1992年10月31日~11月29日 |
広島市現代美術館 | |
(大阪) | 1992年12月2日~13日 |
キリンプラザ大阪 | |
キュレーター | 中村英樹(美術評論家) たにあらた(美術評論家) 後小路雅弘(福岡市美術館学芸員) 迫中陽子(広島市現代美術館学芸員) |
アーティスト | スパチャイ・サートサーラ、タン・チンクァン、モハマッド・ファウジン・B・ムスタファ、サンスーン・ミリンダスート、チャーチャーイ・プイピア、リム・ポーテック、ズルキフリー・B・ユソフ、ヘリ・ドノ、ウォン・ホイチョン、ダダン・クリスタント、アブドゥル・マレク・ビン・ハジ・メタルサト、ノルベルト・ロルダン、モンティエン・ブンマー、トゥグ・オステンリック、エドソン・アルメンタ、ロベルト・G・ヴィラヌエヴァ、タン・ダウ |
主催 | (東京) 国際交流基金、東京都、財団法人東京都文化振興会 (福岡) 福岡市美術館、国際交流基金 (広島) 広島市現代美術館、アジア交流推進実行委員会、NHK広島放送局、国際交流基金 (大阪) 東南アジア祭'92大阪実行委員会、キリンプラザ大阪、国際交流基金 |
後援 | 外務省、インドネシア大使館、シンガポール大使館、タイ大使館、フィリピン大使館、ブルネイ大使館、マレイシア大使館、NHK、広島県教育委員会(広島)、大阪府教育委員会(大阪)、大阪市教育委員会(大阪) |
協賛 | 日本航空 |
カタログ
「美術前線北上中」展:東南アジアのニュー・アート
“Bijutsu zensen hokujochu” ten: Tonan ajia no nyu ato
古市保子|フルイチ ヤスコ、後小路雅弘|ウシロショウジ マサヒロ、迫中陽子|サコナカ ヨウコ[編]
Edited by Furuichi Yasuko; Ushiroshoji Masahiro; Sakonaka Yoko
- 出版地:出版者
東京:国際交流基金
- 発行年
1992年
- ページ数
148p
- サイズ
28cm
- 言語
日本語 (jpn)、英語 (eng)
- NCID
BN14180176
【目次】
p5 | ごあいさつ |
p9 | ファジー人間の覚醒 |
p17 | 自分探しの迷宮(ラビリンス)─東南アジア美術、80年代から90年代へ |
p25 | カタログ |
p89 | 現代美術の“アジア学”へ─インデックス |
p105 | 作家略歴 |
p138 | 東南アジア現代美術に関する参考文献 |
p144 | 出品リスト |
【PDF】
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