国際シンポジウム2008
Count 10 Before You Say Asia:
Asian Art after Postmodernism
International Symposium 2008
Count 10 Before You Say Asia:
Asian Art after Postmodernism

シンポジウム

国際シンポジウム2008「Count10」のチラシA画像
国際シンポジウム2008「Count10」のチラシB画像

世界が容易に接続し、アジアの美術が欧米中心のグローバルなアートシーンに組み込まれていく中、軽率に「アジア的」「アジア性」を語ってしまうことを戒めながら、タイトルを「Count 10」(10数えよ)としました。ポストモダニズムの後に何が起こるのか? 過去20年間のアジアの現代美術状況を批評的に検証しました。

データ
開催日時
2008年 11月22日 14時~17時30分
11月23日 10時30分~17時30分
会場(東京) 国際交流基金JFICホール「さくら」
主催 国際交流基金
企画協力 林道郎(上智大学国際教養学部教授 )
前田恭二(読売新聞文化部記者)
リンク 国際交流基金ウェブサイトアーカイブページ

【プログラム】

第1日目 2008年11月22日

14時~14時5分 主催者挨拶
国際交流基金
14時5分~17時30分 セッション1「アジア美術」の言説史─形成と広がりから変容まで
セッション1を始めるにあたって
モデレーター 林道郎
発表 1. 日本におけるアジアの現代美術と近代の亡霊
加治屋健司(広島市立大学芸術学部准教授 )
2. 東南アジアのキュレーション的手法への転回と近代の残像
パトリック・D・フローレス(フィリピン大学ディリマン校美術学部教授)
3. グローバルとローカルの狭間の中国現代美術
范迪安|ファン・ディアン(中国美術館館長)
コメント 黒田雷児(福岡アジア美術館学芸課長)
討論(質疑応答を含む)
第2日目2008年11月23日
10時30分~13時30分 セッション2「アジア美術」と作家たち─言説・制度の光と影
セッション2を始めるにあたって
モデレーター 前田恭二
発表 1. 文化衝突の接点にて─ソ・ドホの場合
キム・ボッキ(「art in culture」「art in ASIA」編集長)
2. 黄永砅(ホアン・ヨンピン)が攪拌する西洋と東洋
平芳幸浩(京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授)
3. インドとなること─スボード・グプタの「局地性」
金井直(信州大学人文学部准教授)
コメント 神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)
討論(質疑応答を含む)
14時~17時30分 セッション3液状化する「アジア性」─ローカルとグルーバルの狭間で
セッション3を始めるにあたって
モデレーター 林道郎
発表 1. 正統性の在り処を求めて:アジア的な衣服とは?─フィリピンにおけるハイブリディティとポストコロニアルのアイデンティティ
フロリナ・H・カピストラーノ=ベーカー(アヤラ美術館海外展ディレクター)
2. ドローイングは「近代」を疑う─奈良美智、感情移入、ローカリゼーション
保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)
3. 「装飾」の政治性
田中正之(武蔵野美術大学造形学部准教授)
コメント 前田恭二
討論(質疑応答を含む)

報告書

国際シンポジウム2008「Count 10 Before You Say Asia: Asian Art after Postmodernism
Kokusai shimpojiumu 2008 "Kaunto 10 bifo Yu Sei Ajia—Ajian Ato Afuta Posutomodanizumu"
古市保子|フルイチ ヤスコ [編]
Edited by Furuichi Yasuko

【目次】

p3 はじめに
国際交流基金
p6 Foreword
p12 2008年秋、欄外注として
前田恭二
p17 セッション1「アジア美術」の言説史─形成と広がりから変容まで
p18 セッション1を始めるにあたって
林道郎
p22 発表1日本におけるアジアの現代美術と近代の亡霊
加治屋健司
p34 発表2東南アジアのキュレーション的手法への転回と近代の残像
パトリック・D・フローレス
p44 発表3グローバルとローカルの狭間の中国現代美術
范迪安|ファン・ディアン
p50 討論
p81 セッション2「アジア美術」と作家たち─言説・制度の光と影
p82 セッション2を始めるにあたって
前田恭二
p86 発表1文化衝突の接点にて─ソ・ドホの場合
キム・ボッキ
p93 発表2黄永砅(ホアン・ヨンピン)が攪拌する西洋と東洋
平芳幸浩
p102 発表3インドとなること─スボード・グプタの「局地性」
金井直
p110 討論
p131 セッション3液状化する「アジア性」─ローカルとグルーバルの狭間で
p132 セッション3を始めるにあたって
林道郎
p134 発表1正統性の在り処を求めて:アジア的な衣服とは?─フィリピンにおけるハイブリディティとポストコロニアルのアイデンティティ
フロリナ・H・カピストラーノ=ベーカー
p145 発表2ドローイングは「近代」を疑う─奈良美智、感情移入、ローカリゼーション
保坂健二朗
p154 発表3「装飾」の政治性
田中正之
p162 討論
p193 残像点綴
林道郎
p198 Footnote, Autumn 2008
Maeda Kyoji
p203 Session 1The Formation, Reception, and Transformation of Asian Art in the Context of Postmodernism
p204 Opening Remarks for Session 1
Hayashi Michio
p208 Presentaiton 1Asian Contemporary Art in Japan and the Ghost of Modernity
Kajiya Kenji
p222 Presentaiton 2The Curatorial Turn in Southeast Asia and the Afterlife of the Modern
Patrick D. Flores
p232 Presentaiton 3Chinese Contemporary Art: In Between the Global and the Local
Fan Di'an
p238 Discussion
p265 Session 2Blindness and Insight of Postmodernism: Case Studies
p266 Opening Remarks for Session 2
Maeda Kyoji
p270 Presentaiton 1At the Crossroads of Cultural Clash: In the Case of Suh Do Ho
Kim Bog-gi
p277 Presentaiton 2Huang Yong Ping and the Agitation of the West and the East
Hirayoshi Yukihiro
p286 Presentaiton 3Becoming India: The “Locality” of Subodh Gupta
Kanai Tadashi
p296 Discussion
p315 Session 3Liquidation of “Asian-ness?”: The Specter of Locality
p316 Opening Remarks for Session 3
Hayashi Michio
p318 Presentaiton 1Locating Authenticity: Is this Asian Dress?—Hybridity and Postcolonial Identity in the Philippines
Florina H. Capistrano-Baker
p327 Presentaiton 2An Inquiry into the “Modern” Through Drawing: Nara Yoshitomo, Empathy, and Localization
Hosaka Kenjiro
p335 Presentaiton 3The Politics of the “Decorative”
Tanaka Masayuki
p344 Discussion
p371 Bringing the Afterimage into Focus
Hayashi Michio
p376 プログラム
p382 パネリスト・プロフィール

【PDF】

国際シンポジウム2008「Count 10 Before You Say Asia: Asian Art after Postmodernism

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