国際交流基金「日・ブラジル外交関係樹立130周年事業報告会」

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令和7年(2025)年度は日・ブラジル外交関係樹立130周年にあたり、国際交流基金は両国における交流の節目を記念して、ブラジル国内にて2つの大規模な文化事業を実施しました。 2025年10月8日から2026年1月25日にかけては、若い世代を中心とした日本の現代メディア・アーティスト13組の作品を展開する「アンティポード、はるかなきみへ」展をサンパウロで開催し、2025年11月には、同じくサンパウロでアーティスト・サエボーグ氏の初の南米公演『Super Farm』を開催しました。

日本とブラジルは気候や環境も大きく異なり、日本にとってはまさに「地球の反対側」ですが、その地理的状況にも関わらず、日本と歴史的な繋がりの深い国のひとつです。2025年に実施されたこれらの事業はどのような交流と反響を生み出したのか、そして参加アーティストは現地で何を体験し、それはいかなる発展をみせていくのか、報告会ではこれらの一端が共有される予定です。

概要
イベント名 国際交流基金「日・ブラジル外交関係樹立130周年事業報告会」
実施日・時間:

2026年2月19日(木曜日)
開場 17時30分
報告会 18時~20時

会場
参加方法

先着順(登録フォーム)・無料

※定員になり次第募集を締め切ります。

言語 日本語(通訳なし)
報告者
  • サエボーグ(本事業参加アーティスト)
  • 杉田敦(元女子美術大学教授、本事業関連講演者)
  • 森山朋絵(東京都現代美術館学芸員、当該展覧会キュレーター)
  • 落合陽一(当該展覧会出展アーティスト)
主催 国際交流基金(JF)

報告者プロフィール

サエボーグ

1981年富山県生まれ。女子美術大学卒業。家畜や害虫などを題材にした自作のラテックス製ボディスーツで、パフォーマンスやインスタレーションを展開する。
2014年第17回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞、2022年Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024受賞。
近年の主な発表として、『パワーチキン』(橋本ロマンスとの共作、東京芸術劇場、2026)、『Super Farm』(SESC Consolação[ブラジル、2025]、Tangente St.Pölten[オーストリア、2024]、世界演劇祭2023[ドイツ、2023])、『Slaughterhouse』(グルベンキアン近現代美術館 Engawa - A Season of Contemporary Art from Japan、ポルトガル、2024)等のパフォーマンス公演、近年の個展に「黒部市美術館開館30周年 サエボーグ Enchanted Animals」(黒部市美術館、2024)、グループ展に「Swingers - the art of mini golf」 (Brisbane Powerhouse [オーストラリア、2026 *3/1まで開催]、RISING [オーストラリア、2025])、「Ultra Unreal」(シドニー現代美術館、オーストラリア、2022)、「Enchanted Animals」(黒部市立美術館、2024)、「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展」(東京都現代美術館、2024)等の展覧会の他、多数の発表を国内外で展開。

杉田敦

美術批評家、芸術理論研究者。元女子美術大学教授。コレクティヴ、communal kitchen を主催。素粒子物理学専攻から芸術理論研究に転じ、芸術、科学、哲学を柱とした著書を発表。アーティストのゲルハルト・リヒターと小説家のトーマス・ベルンハルト、ピアニストのグレン・グールドについて論じた『リヒター、グールド、ベルンハルト(Richter, Gould, Bernhard)』以降、より美術、芸術にフォーカスした著述を行っている。それ以外に、越後妻有アートトリエンナーレへの参加や、個展開催など、種々のプロジェクトを実施している。6年間にわたって実施された、既存のアート教育のあり方を問い直そうとした『ナノ・スクール(nano school)』は、AI研究者であり教育者でもあったシーモア・パパートの教育観に触発されたもの。パパートはその基盤を、ブラジルのサンバ・スクールにおいていた。昨年9月、新著『芸術、失われた信頼をもとめて』(水声社)を出版。

森山朋絵

1989年より学芸員として東京都写真美術館の創立に携わり、映像メディア展を多数企画。2007年より現職。東京大学、早稲田大学ほかで教鞭を執り、ZKM、マサチューセッツ工科大学、ゲティ研究所招聘滞在後、アルスエレクトロニカ、NHK日本賞、第1回SIGGRAPH Asia議長を歴任。東京都現代美術館にて、名和晃平(2011)、吉岡徳仁(2013–14)、ダムタイプ(2019–20)、ライゾマティクス(2021)らの個展を担当し、メディア芸術拠点としての公立文化施設の成立と展開、テクノロジーと芸術の協働や展示支援をテーマに研究と実践を行なう。主な著作に『映像体験ミュージアム』『Meta-Visual(French Edition)』(共著・監修)など。「EXPO 2025 大阪・関西万博」では「量子・海・宇宙」の世界をアートとサイエンスで体感する「エンタングル・モーメント ―[量子・海・宇宙]× 芸術」展のプロデューサーを務めた。日本バーチャルリアリティ学会フェロー。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授。

落合陽一

メディアアーティスト。1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、東京大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。主な個展として「Image and Matter」マレーシア, 2016、「未知への追憶」渋谷マルイMODI, 2020、「物化-Transformation of Material Things-」香港アーツセンター, 2021、「日下部民藝館特別展」岐阜, 2021-2025、「晴れときどきライカ」ライカギャラリー東京/京都, 2023、「ヌルの共鳴:計算機自然における空性の相互接続」山梨・清春芸術村 安藤忠雄/光の美術館, 2023、「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」東京・Brillia Art Gallery, 2024など。

[お問い合わせ]

国際交流基金(JF)文化事業部

舞台芸術チーム
電話:03-5369-6063
E-mail: pa@jpf.go.jp

美術チーム
電話:03-5369-6061
E-mail: va@jpf.go.jp

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