国際交流基金賞50周年記念 オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(OAG)からのメッセージ

昭和51(1976)年度 国際交流奨励賞
オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(OAG)
[在東京]
国際交流基金賞50周年を祝して
国際交流基金賞が50周年を迎えられた、このまさに記念すべき節目の年にあたり、公益社団法人オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(OAG)の会長として、ドイツと日本の文化交流と相互理解を促進する貴団体に心からのお祝いを申し上げることができ、光栄に存じます。
半世紀というのは膨大な時間であり、私たちが今この地点にいるのは、国際交流基金の献身とビジョンと努力の証です。国際交流基金が、世界との関係を育み、日本文化の豊かなタペストリーを共有するという素晴らしい旅をしてきたことを示しています。
国際交流基金は長年にわたり、学者や芸術家、教育者、愛好家等、相互に認め合い尊敬し合う関係の構築に貢献してきた人々の活発なネットワークを育むことで、多くの国の国民との間の架け橋となる、なくてはならない役割を果たしてきました。国際交流基金が推進している数え切れないほどの文化交流、展覧会、語学プログラム、学術協力は、私たちの社会を無限に豊かにしてきました。
この素晴らしい記念の年を祝うにあたり、過去の業績を讃えるだけでなく、文化交流と協力の輝かしい未来にも期待しましょう。急速に変化する世界では、永続的なつながりと理解を構築するという私たちの共通の取り組みがこれまで以上に重要になっています。
共に旅を続け、視野を広げ、新たなコラボレーションの道を模索することを楽しみにしています。文化の多様性、異文化間対話、異文化理解をさらに推進していきましょう。
オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(OAG)とその会員を代表して、この50年という比類なきマイルストーンに到達された国際交流基金に、改めて心よりお祝い申し上げます。 次の50年がさらに大きな成果、より深い友情、そして日本文化の美しさと豊かさへの深い理解で満たされますように。
国際交流基金賞50周年おめでとうございます!
公益社団法人オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会
会長 山口 カリン
(原文 英語)
※ドイツ東アジア文化協会は、国際交流奨励賞受賞後、組織変更により日本語名称がオーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会(OAG)に変更されました。