国際交流基金賞50周年記念 シビウ国際演劇祭からのメッセージ

平成27(2015)年度 国際交流基金賞
シビウ国際演劇祭
[ルーマニア]
シビウ国際演劇祭およびラドゥ・スタンカ劇場を代表し、国際交流基金賞50周年をお祝い申し上げます。私は2015年にこの非常に重要な賞を受賞する栄誉にあずかりました。皇居を訪れ、当時の皇太子殿下(現 徳仁天皇陛下)に1時間近くご接見の機会を頂いた特別なひとときを、今も覚えています。

(c)Alex Gâlmeanu
30年前に発足したシビウ国際演劇祭は、これまで日本から100以上の著名な劇団・カンパニーを招聘し、そのすべてが大きな成功を収めています。2004年から現在まで、毎年日本から250人以上のボランティアが演劇祭に参加してきました。
この実りある協力関係を続け、シビウ国際演劇祭およびラドゥ・スタンカ劇場と素晴らしい日本文化との効果的なパートナーシップに光を当てて強く打ち出していきたいと考えています。
2024年には、シビウ国際演劇祭、ラドゥ・スタンカ劇場、東京芸術劇場による共同制作公演を計画しており、2024年6~7月にヨーロッパ各地の主要な演劇祭に巡回する予定です。主演は佐々木蔵之介、演出 シルヴィウ・プルカレーテ、舞台美術 ドラゴシュ・ブハジアール、音楽 ヴァシレ・シルリです。
私たちは、30年以上かけて心を揺さぶる数多くのプロジェクトや演目を制作してきました。私たちにとって、国際交流基金との絆は極めて強く、かけがえのないものです。
コンスタンティン・キリアック
ラドゥ・スタンカ劇場 総支配人
シビウ国際演劇祭 総監督
(原文 英語)
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