伝説の舞台が演劇界最強のキャストとともに、パリを席巻!
野田秀樹演出『贋作 桜の森の満開の下』が9月28日より開演
ジャポニスム2018:響きあう魂

2018年10月1日

2018年7月よりパリを中心にフランスで開催中の日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」。その約 70に及ぶ公式企画の一つ、野田秀樹演出 『贋作 桜の森の満開の下』(主催:国際交流基金、国立シャイヨー劇場、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NODA・MAP)が、パリ 国立シャイヨー劇場(ジャン・ヴィラール)にて、現地時間9月28日20時30分に開幕しました。

パリ・国立シャイヨー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が、「シャイヨー劇場でジャポニスム2018を開催するならばぜひ、ぜひ、野田秀樹の作品を正式招待したい」と熱望。そして、その想いにこたえるべく、野田秀樹氏が望みうる、日本を代表する最高のキャスト・スタッフとともにパリ公演に挑みました。

野田氏が信頼する翻訳家コリーヌ・アトラン氏が、野田作品特有の台詞をパリならではの要素を盛り込みフランス語に翻訳し、字幕で上演。坂口安吾の小説をベースに野田氏が創り上げた早大な世界観は、みごとにパリの観客に受け入れられました。網の目のように複雑に絡まり合うストーリー、日本語で次々と展開されるスピードにも関わらず、成熟したパリの観客たちは俳優たちの演技に見入り、満員御礼の劇場の客席は大きな熱気と「ブラボー!」の喝采の拍手に包まれました。終演後、フランス人観客は、「フランスにはない表現やスピード感が印象的、日本を身近に感じることができた」、「美しい演出が素晴らしい。夢にみてしまいそう」など、感動した様子を口々に話していました。

野田秀樹氏は、東京芸術劇場の芸術監督に就任して以降、海外への発信、海外の劇場の交流を積極的に行い、2018年はヨーロッパツアー(ロンドン(英国)、シビウ国際演劇祭(ルーマニア)などにも参加。今回のパリでの公演は、今年2本目の海外公演となります。

贋作 桜の森の満開の下の写真
(1)初日のカーテンコール (2)鳥居の上 耳男(妻夫木聡)、夜長姫(深津絵里) 中央 オオアマ(天海祐希)
(3)中央 耳男(妻夫木) 奥 赤麻呂(藤井隆)ハンニャロ(秋山菜津子) 夜長姫(深津絵里) photo:Nathalie Vu-Dinh

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