2月の会期終了まで残りわずか!フィナーレに向けて注目プログラムが目白押し
「ジャポニスム2018:響きあう魂」

1月の公式企画・最新情報のご紹介

2019年1月18日

2018年7月より約8か月にわたってパリを中心にフランスで開催している日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」は、会期終了まで残すところあと2か月となりました。今月も日本を代表する文化プログラムが多数実施されています。メディアの皆様におかれましては、引き続き貴媒体にて、このジャポニスム2018をご紹介下さいますよう、何卒宜しくお願いいたします。

詳細は配信プレスリリース【PDF:1.44MB】をご覧ください。

注目のプログラム

パリに輝き、パリに没したフジタの知られざる時期の作品を紹介
「藤田嗣治:生涯の作品(1886-1968)」展

藤田嗣治は若くしてパリに渡り、エコール・ド・パリの芸術家として高い評価を得ました。三度にわたるパリ滞在(1913-1931、1939-1940、1950-1968)中には、藤田にとって重要な出来事がいくつも起きています。個展の成功、 フランスへの帰化、カトリックへの改宗などです。
本展では、藤田がパリに渡った1913年からパリを離れる1931年までの作品、中南米を旅し日本に戻り、東京を起点に日本各地や中国から東南アジアまで足を延ばした1930-40年代の作品、さらには戦後、終の棲家と定めることになるフランスへのオマージュとして制作された作品を紹介します。フランスで最も知られているのは最初のパリ滞在時に制作された作品ですが、1930-40年代の作品はこれまでほとんど紹介されることはありませんでした。60年に及ぶ藤田の創造活動を総括し、藤田にとって第二の故郷であるパリで日本とフランスの美術館から厳選された藤田の代表作を展示する、貴重な展覧会です。

  • 藤田嗣治≪自画像≫の写真
    藤田嗣治≪自画像≫1929年 東京国立近代美術館蔵
    (c)Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR,
    Tokyo, 2018 E3117
  • 藤田嗣治≪猫≫の写真
    藤田嗣治≪猫≫1940年 東京国立近代美術館蔵
    (c)Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR,
    Tokyo, 2018 E3117

小栗康平監督『FOUJITA』をフランス初上映!
FOUJITA』特別上映会

2019年1月から3月までパリ日本文化会館で開催される藤田嗣治展に合わせ、小栗康平監督による日仏合作映画『FOUJITA』(2015年)を上映します。
フランス・ジョルジュ・サドゥール賞を日本人として初めて受賞した『伽倻子のために』(1984年)や、カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ・国際批評家連盟賞ダブル受賞で話題になった『死の棘』(1990年)で知られる小栗康平監督が、10年ぶりに手がけた最新作『FOUJITA』。静謐な映像美溢れるこの日仏合作映画が、フランスにおいて初めて紹介されます。
展覧会と併せ、日仏の間に生きたフジタの未だ知られざる世界を紹介し、近代とは何か、改めて問いかけます。

映画『FOUJITA』の1シーンの画像
(c)2015「FOUJITA」製作委員会

事業ページ

配信プレスリリース

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(独)国際交流基金ジャポニスム事務局/ジャポニスム2018 PR事務局 株式会社サニーサイドアップ内
担当:浅野憲央(070-3190-3708)、川合遼星、松瀬恵子
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷 4-23-5 JPR 千駄ヶ谷ビル
電話:03-6894-3201 ファックス:03-5413-3050
Eメール:japonismes2018@ssu.co.jp

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