【取材のお願い】12月16日(金曜日)開催 日米対話フォーラム
文化芸術を通した多様性社会推進に向けて
-「ソーシャルサーカス」のアプローチが持つ可能性-

2022年12月7日

国際交流基金(JF)は2022年12月16日(金曜日)に、日米対話フォーラム「文化芸術を通した多様性社会推進に向けて-『ソーシャルサーカス』のアプローチが持つ可能性-」をJF本部ホールさくらで開催します。

近年、オリンピック・パラリンピック東京大会の開催やSDGsへの関心の高まりをきっかけに、障がいの有無や年齢、ジェンダーなどにかかわらず、人々がそれぞれの個性や才能を活かして参加・貢献できる豊かな社会づくりの重要性が広まりを見せています。文化芸術の分野でも、障がい者をはじめとして多様な人々の活動を支えるさまざまな取組があり、その一つとして注目を集めているのが「ソーシャルサーカス」です。「ソーシャルサーカス」とは、サーカス芸術の体験や練習などを通じて、協調性や問題解決能力・コミュニケーション力などを総合的に育む社会貢献を目指す活動です。世界各地でマイノリティの包摂やエンパワーメントの手段として活用されています。

本フォーラムでは、米国におけるサーカス芸術の普及・促進を目的としたネットワーク「サーカス・ディストリクト」の創設者ロッティ・バイラム氏を招き、米国の「ソーシャルサーカス」が、人種、ジェンダー、社会階層の垣根を越えて地域コミュニティの課題解決に貢献していることを、事例を交えて紹介します。さらに、京都に本社を置く株式会社サン・クロレラが、「多様性を企業と人材の力に変える持続可能な企業文化づくり」を目指して、日本で「ソーシャルサーカス」を実践する認定NPO法人スローレーベルと共同で立ち上げたプロジェクト「Glue Crew(グルークルー)」の事例を取り上げます。

JFは、グローバルな課題解決を目的とした国際対話・協働を推進しており、重点テーマの一つに「社会的包摂の実現」を掲げています。本フォーラムを通じて、日米の「ソーシャルサーカス」の担い手たちが対話をし、互いの知見を共有することで、文化芸術を通じた社会包摂の実現や多様性社会の推進に向けて、幅広い議論を喚起する機会とします。

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