【取材のお願い】JF海外巡回展「Japanese Design Today 100」10月30日からVR展示公開

Japanese Design Today 100 メインビジュアル国際交流基金（JF）は、主催する海外巡回展「Japanese Design Today 100（現代日本デザイン100選）」の開始を記念し、10月30日から同展のVR展示を公開します。

本展では、プロダクト（モノ）のデザインから、近年注目されているシステムやサービス（コト）のデザインまで、2000年以降に生み出された製品を中心に約100点を展示します。日用品や嗜好品、伝統的な手仕事、そして最先端の技術を取り入れたものなど、生活を支えるさまざまな〈デザイン〉には、人々のライフスタイルや社会が反映されています。本展の多様な展示品からは、日本のデザインの特徴のみならず、日本の文化の現況を感じ取ることができるでしょう。展覧会の冒頭では、戦後に制作され現代のデザインにも影響を与えた製品も展示し、日本のデザインの源流を伝えます。

本展は、JF が日本文化を海外へ紹介する活動の一環で、継続的に実施している「巡回展事業」として新たに制作されました。今年5月には海外巡回に先立ち東京ミッドタウン・デザインハブで開催。12月からカイロ（エジプト）で海外巡回展を開始します。その後、約5～10年にわたり世界各地を巡回します。

今回の VR 展示では、今春、東京ミッドタウン・デザインハブで実施した様子を再現し、一部作品を除く各作品について解説を含め公開します。会場に足を運ぶのが難しい方をはじめ、多くの方に展覧会をご覧いただきたいという思いで制作したVR展示は、JF海外巡回展では初めての試みです。世界中のどこからでも鑑賞でき、会場にいるような臨場感を味わえるVRの世界をお楽しみいただけます。