【取材のお願い】日本と海外12か国の若手研究者や実務家16名が、東京、沖縄、宮城を訪問

インド太平洋地域に根差した「気候変動」対策を考える

2024年9月4日

  • Indo-Pacific Leadership Lab

国際交流基金(JF)は、9月9日から14日にかけて、日本を含むインド太平洋諸国12か国からの若手研究者や実務家16名を招へいし、「気候変動」をテーマにしたスタディ・ツアーを実施します。これは「国際交流基金インド太平洋パートナーシップ(JFIPP)」の一環で行います。
本ツアーは、JFと米国のシンクタンク・東西センター(East West Center/以下EWC、本部・ホノルル)が共同で、次世代の研究者・実務家を対象に、研修とネットワーキングの機会を提供する1年間のプログラム “Indo-Pacific Leadership Lab"の最終段階にあたるものです。
参加者の出身国は、日本を含む12か国(米国、インド、ネパール、パキスタン、ニュージーランド、ミクロネシア連邦、フィジー、フィリピン、マレーシア、インドネシア、パプアニューギニア)。1月にはホノルル、4月にフィジーでの1週間程度の研修を終え、島しょ地域での気候変動リスクについて知見を共有し、多様なバックグラウンドを持つ専門家同士のネットワークを深めてきました。
今回の訪日研修には、EWCのスザンヌ・ヴァレス=ラム理事長も参加します。東京では研究者・メディア訪問や意見交換、参加者による総括成果発表、関係者を招いたJF主催のレセプション等を行います。沖縄では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)での研究者や実務者と交流、恩納村のサンゴ保全活動の視察やサンゴ種苗作り、沖縄県庁への表敬訪問や那覇市内のNPOとの交流も予定しています。最終日には宮城県東松島を訪問し、農業・漁業従事者の方々やコミュニティメンバーと交流し、稲刈り体験を行うとともに、里山・里海の保全、気候適応や環境教育の取り組みを学びます。

palm10

本事業は第10回太平洋島サミット(PALM10)の認定事業に認定されています。

事業概要

事業名称
国際交流基金インド太平洋パートナーシップ(JFIPP) /ネットワークフェローシップ(気候変動)訪日研修
主催
米国東西センター(EWC)、国際交流基金(JF)
アドバイザー
蟹江憲史(慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授)

主要日程

9月9日(月曜日)
~9月10日 (火曜日)
東京都内視察(関係機関訪問-環境省、NHKなど)
9月11日(水曜日)
沖縄県恩納村を訪問、視察と意見交換
(訪問予定先:沖縄学術大学院大学、サンゴ保全協会)
9月12日(木曜日)
沖縄県庁表敬訪問、那覇市内NPO団体「地域サポートわかさ」とのディスカッション
9月13日(金曜日)
東京都内
午前中:NPO法人雨水市民の会と会合
午後:成果発表会
夜:明治記念館でのレセプション
9月14日(土曜日)
宮城県東松島を訪問、一般社団法人ODYSSEYの視察と稲刈り体験

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国際交流基金 広報部(広報担当:熊倉、小堤(おづつみ))
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Eメール:press@jpf.go.jp
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