【取材のお願い】注目の東南アジア若手詩人による鼎談イベントを開催

日常と記憶から紡ぎだされることばたち

2024年10月9日

イベント参加者3名

国際交流基金(JF)は、2024年10月31日(木曜日)に、インドネシアのトバ・バタック族の詩人・作家ノーマン・エリクソン・パサリブ氏、フィリピンの詩人パオロ・ティアウサス氏、文芸翻訳家の藤井光さんによるトークセッション 「遊ぶことば、内省のまなざし ~東南アジアの詩人たち 」を開催します。文芸を通じた多様な文化・価値観の理解促進をめざす「文芸対話プロジェクト”YOMU”(よむ)」の一環として実施する事業です。

ノーマン・エリクソン・パサリブ氏は、インドネシアにおいて複数のマイノリティ性 ―― 民族的、宗教的、性的、階級的 ―― を生きる複雑さを、深い洞察力とウィットに富む筆致で描きだします。2022年に短篇集Happy Stories, Mostlyで国際ブッカー賞にノミネートされるなど、インドネシアのクィア文学を代表する文学者として注目を集めています。「フィリピンのピューリッツァー賞」とも称されるカルロス・パランカ記念文学賞を受賞したパオロ・ティアウサスさんは、フィリピン社会に深く根差す「男性性」の暴力性について、詩作を通して探究し続けてきました。その批判のまなざしは、ほかならぬ作家自身にも向けられています。

本鼎談では、現代英語圏文学の翻訳を広く手がける藤井光東京大学文学部准教授とともに、歴史、伝統、共同体、宗教、そしてアイデンティティが複雑に交差する日常と記憶から紡ぎだされる物語とことばについて、語り合います。

事業概要

事業名称
「遊ぶことば、内省のまなざし ~東南アジアの詩人たち 」
主催
独立行政法人国際交流基金
開催日時
2024年10月31日(木曜日)15時~17時
会場
国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール(東京都港区六本木5‐11‐16)
使用言語
日本語・英語(※同時通訳有り)
参加方法

登壇者の詳細プロフィールは事業ページかプレスリリースをご覧ください。

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