「宗達:創造の波」展スペシャルトークを開催
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、「宗達:創造の波」展 の報告会としてスペシャルトークを2016年2月27日(土曜日)に開催します。
2015年10月24日~2016年1月31日まで、国立スミソニアン協会フリーア|サックラー美術館(米国、ワシントンDC)との共催で、江戸時代初期に活躍した俵屋宗達の作品を中心とする展覧会「宗達:創造の波」展を開催しています。チャールズ・フリーアが収集した門外不出の傑作「松島図屏風」と「雲龍図屏風」が、時を得て、日本、米国、欧州が所蔵する宗達の作品と再び出逢うというこれまでの琳派展、宗達展にはあり得なかったまさに夢の企画として約3ヶ月間開催され、昨年12月中旬までに5万人を超える多くの来場者を魅了しています。
今回は琳派に造詣が深く、本展を現地にて鑑賞いただきました小説家の朝吹真理子氏と本展キュレーターのお一人で東京藝術大学大学美術館准教授である古田亮氏とのスペシャルなトークが実現いたします。

写真提供:国立スミソニアン協会フリーア|サックラー美術館
実施概要
日時 | 2016年2月27日(土曜日)14時~15時30分(受付13時30分~) |
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会場 | 国際交流基金 JFICホール[さくら] (東京都新宿区四谷4-4-1) アクセス ※東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 2番出口 から徒歩3分 |
登壇者 | 古田亮(東京藝術大学大学美術館准教授) 朝吹真理子(小説家) |
主催 | 国際交流基金 |
定員 | 80名(※入場無料・先着順・要予約) |
使用言語 | 日本語 |
スケジュール |
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参加申込 | 2月26日(金曜日)までに、件名を「2月27日宗達展報告会の参加申込」として、下記ご記載の上、Eメール:kikin@tmpress.jp(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)までメールにてお申込みください。
※受付は先着順です。締切日前に定員に達し、ご参加いただけない場合のみ、折り返しご連絡いたします。 |
登壇者プロフィール
古田亮
東京藝術大学大学美術館准教授。1964年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程中退。東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て、現在、東京藝術大学大学美術館准教授。専門は近代日本美術史。2004年に東京国立近代美術館で開催した「琳派 RIMPA」展、2006年「揺らぐ近代」展、2007年「横山大観」展など多くの企画展を担当。著書に『俵屋宗達 琳派の祖の真実』 (平凡社新書)、『狩野芳崖・高橋由一―日本画も西洋画も帰する処は同一の処』(ミネルヴァ日本評伝選)などがある。2010年『俵屋宗達 琳派の祖の真実』でサントリー学芸賞受賞。

朝吹真理子
小説家。1984年生まれ。慶應義塾大学大学院前期博士課程修了。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。最新作は文芸誌「新潮」にて連載中の小説「TIMELESS」。

撮影:新潮社写真部
写真提供:新潮社
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:岡部、西藤、山田、湯橋
電話:03-5369-6061 ファックス:03-5369-6038
Eメール:arts1@jpf.go.jp
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