中国・広州で「津軽こぎん刺し」を紹介

青森県津軽地方 津軽こぎん刺し
センター(東こぎん)
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、中国・広州市で2014年4月~5月に開催された巡回展「美しい東北の手仕事」と関連し、同展で紹介された青森県津軽地方の伝統刺しゅう「こぎん刺し」の専門家を派遣します。
こぎん刺しの伝統と現在についてのレクチャーと緻密な刺しゅう技術の実演のほか、こぎん刺しの小品を制作するワークショップを開催し、東北の手仕事の文化に触れていただきます。
概要
日時 | 2014年6月28日(土曜日)
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会場 | 方所(広州市天河区天河路383号 太古滙地下1階 MU35号) |
使用言語 | 日本語(中国語逐次通訳有り) |
主催 | 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)、在広州日本国総領事館 |
協力 | 方所文化 |
巡回展「美しい東北の手仕事」 ※広州展は終了しました
2011年3月11日に東北地方で発生した大地震と津波から1年という節目に企画された展覧会。美しい東北の手仕事を取り上げ、現代の日本において文明が進み忘れ去られかけている古代からの営みである手仕事の美しさを紹介します。陶芸、漆芸、染織、金工、木竹工など、多岐に渡るジャンルの作品で構成されています。
専門家プロフィール
成田貞治(なりた さだはる) 弘前こぎん研究所代表取締役
1979年より弘前こぎん研究所に勤務し、1982年に同研究所の三代目所長に就任。こぎん刺しの製品の生産、販売のほか、講演、ワークショップなどの普及活動を行い、こぎん刺しの技術と伝統の継承に尽力している。
成田弘美(なりた ひろみ) 弘前こぎん研究所四代目
2006年より弘前こぎん研究所に勤務し、次世代を担う四代目としてこぎん刺しの修行に励んでいる。
弘前こぎん研究所
1932年、弘前市在府町に設立された財団法人木村産業研究所内に、1942年、弘前ホームスパンとして誕生。民藝運動の中で柳宗悦らの勧めもあり「こぎん」の基礎的研究が行われ、1962年、弘前こぎん研究所と社名を改め現在に至る。1996年には、「津軽こぎん」が青森県伝統工芸品に指定されている。
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 アジア・大洋州チーム
担当:鈴木(慶)
電話:03-5369-6062 ファックス:03-5369-6038
Eメール:Keiko_Suzuki@jpf.go.jp
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