戦後日本の変容 (海外巡回展)
木村伊兵衛、土門拳、細江英公ら、戦後日本の写真界を代表する11名の写真家によるモノクロ写真123点で構成された本展は、1945年から1964年という激動の時代における戦後の創造的エネルギーに充ちた日本の社会を振り返ります。
本展は世田谷美術館、愛知県立美術館など日本国内を巡回して好評を博した「日本の自画像:写真が描く戦後 1945-1964」展を元に、「日本の自画像」(岩波書店出版)の編集者である多田亞生とパリ在住の若手日本写真史研究家マーク・フューステル(Marc Feustel)の手により海外巡回展として再構成し、「敗戦の余波」「伝統と近代のはざまで」「新しい日本へ」の3部構成で、戦後日本の変容を物語るものとなっております。
石元泰博、川田喜久治、木村伊兵衛、田沼武能、東松照明、土門拳、長野重一、奈良原一高、濱谷浩、林忠彦、細江英公
出品作品
モノクロ写真123点
企画
多田亞生(キュレーター、編集者)、Marc Feustel (特別協力、写真史研究家)
当展示は巡回を終了しました。
巡回予定
2016年9月17日~10月14日
タイ/ラチャダムヌーン現代美術センター(バンコク)
2016年7月8日~8月28日
タイ/チェンマイ大学アートセンター(チェンマイ)
2016年5月17日~30日
インドネシア/ブンダラ・ブダヤ・ジャカルタ(ジャカルタ)
2016年1月26日~3月12日
ペルー/日秘文化会館内神内ギャラリー(リマ)
2015年10月29日~12月6日
コスタリカ/カルデロン・グアルディア博物館(サンホセ)
2015年8月11日~9月5日
ホンジュラス/国立アイデンティティー博物館(デグジガルパ)
2015年6月12日~7月11日
米国/ウエスト・ロサンゼルス・カレッジ ファインアーツ・ギャラリー(カルバーシティー)
2015年1月22日~4月26日
英国/オープンアイギャラリー(リバプール)
No.34
土門拳
紙芝居 東京 1953
No.45
濱谷浩
田植え女 富山 1955
No.51
木村伊兵衛
秋田おばこ 大曲, 秋田 1953
No.104
石元泰博
東京 1962
© 高知県,石元泰博フォトセンター
No.121
細江英公
〈薔薇刑〉作品32 1961