出演者プロフィール:日本舞踊グループ「五耀曾」
プロフィール(敬称略)
五耀會
日本舞踊界に新しい風を巻き起こすべく、同世代の日本舞踊家5人、西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基、藤間蘭黄、山村友五郎が流派を超えて集い、結成。
西川 箕乃助
西川流十世宗家西川扇藏(人間国宝)の長男として生まれる。国際化の時代と日本舞踊の将来のためにロンドン大学SOASへ留学、ついでラバンセンターに入学し、モダンダンス・バレエ・舞踊理論を専攻するという異色の経歴を持つ。平成5年より日本大学藝術学部演劇学科非常勤講師に就任。同年、五代目西川箕乃助を襲名。主宰する「西川箕乃助の会」は13回を数える。伝統を継承しながらも、外国人を対象にした舞踊講習を行い、NHK大河ドラマや映画「陰陽師」などの所作指導にもたずさわる。宝塚歌劇やOSK等、舞台の振付も多数手掛けている。 花柳壽應賞新人賞受賞、松尾芸能賞新人賞受賞。
花柳 寿楽
二世花柳錦之輔の長男として生まれる。幼少より人間国宝である祖父、二世花柳壽楽のもとで手ほどきを受ける。昭和47年、「土蜘」の石神で初舞台を踏む。平成2年、三代目花柳錦之輔を襲名し、平成21年には三代目花柳寿楽を襲名。歌舞伎公演、蜷川幸雄作品の振付に関わる一方、宝塚歌劇やOSK、ジャニーズなど幅広いジャンルの舞踊指導にも力を注いでいる。俳優としてテレビや映画、舞台への出演も多い。また、「花柳寿楽舞踊会」を主宰し、国立劇場養成課の講師なども務める。芸術選奨文部科学大臣賞、文化庁芸術祭新人賞、花柳 壽應賞新人賞、舞踊批評家協会新人賞、松尾芸能賞新人賞を受賞。
花柳 基
母・花柳秀、6歳からは二世花柳壽楽師に師事する。 花柳流花柳会理事。また日本大学藝術学部演劇学科、日本体育大学武道学科、埼玉県立芸術総合高校で非常勤講師を務め、欧米、南米、アジア、中近東に於いても公演する等、様々な活動を続けている。主宰する「基の会」では花柳流の作品を中心とした古典の研鑚を重ねると共に創作やこれからの日本舞踊を見つめた新作も手がけ、それぞれに高い評価を受けている。芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞、花柳壽應賞新人賞、舞踊批評家協会賞、同新人賞、(公社)日本舞踊協会主催新春舞踊大会文部大臣賞、松尾芸能賞新人賞など数々の賞を受賞。
藤間 蘭黄
日本舞踊家藤間蘭景の長男として生まれる。人間国宝である祖母・藤間藤子、母・蘭景の手ほどきを受ける。昭和43年、第20回「紫紅会」にて初舞台。同53年、「藤間蘭黄」の名を許される。平成4年より毎年、「蘭黄の会」を主宰する。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東など国内外の舞踊公演を精力的にこなすかたわら、NHKドラマ「利家とまつ」「オトコマエ!」、「JIN‐仁‐」など、テレビの所作指導にも手腕を発揮している。また、国内外の舞踊コンクールの審査員を務めている。文化庁芸術祭新人賞、花柳壽應賞新人賞、舞踊批評家協会新人賞、松尾芸能賞新人賞を受賞。
山村 友五郎
宝塚歌劇団脚本演出家 植田紳爾と、山村流五世宗家 山村糸の長男として大阪に生まれる。平成4年、六世宗家山村若を襲名する。一門の「舞扇会」を毎年主催する他、「山村若の会」では古典の伝承と創作活動にも取り組んでいる。上方舞の若きリーダとして歌舞伎、文楽、宝塚歌劇、OSKや商業演劇などの振付・舞踊指導で意欲的に活躍する。平成26年7月、3代目山村友五郎を襲名。また、「第5回ベスト・ファーザー in 関西」学術・文化部門にて受賞、日本舞踊を通した地域に根ざす活動も注目されている。芸術選奨文部科学大臣賞、同新人賞、文化庁芸術祭優秀賞、同新人賞、花柳壽應賞新人賞、舞踊批評家協会新人賞を受賞している。
演奏家
堅田新十郎
昭和四十二年人間国宝 堅田喜三久の次男として東京に生まれる。
平成二年明治大学卒業後、父、喜三久のもとで演奏活動を始める。
平成十年四代目堅田新十郎を襲名。
現在、邦楽囃子方として、舞踊公演、歌舞伎公演、NHK「にっぽんの芸能」等、テレビ、ラジオ、CD、また海外でも演奏活動を行う。
長唄協会会員、桐朋学園芸術短期大学客員講師.
鳳聲晴久
千葉県佐倉市出身。東京芸術大学邦楽科卒。
9歳で大叔父の西村尚己に祭囃子の手ほどきを受け、15歳で国指定重要無形民俗文化財「江戸里神楽」 若山流四世家元若山胤雄(わかやま・たねお)師に祭囃子、神楽囃子を師事。 18歳で邦楽囃子笛 方の名手として知られる鳳聲流分家家元、鳳聲 晴雄師(若山胤雄師の邦楽における芸名) に長唄囃子を師事。 2004年鳳聲晴久の名を許される。長唄の囃子および神楽や祭囃子の笛の演奏家として活躍中。 またジャズとのセッションや、芸大時代に萩森英明(ピアノ)・多井智紀(チェロ)・石渡大介(竹笛)で結成した、 チェンバーオーケストラ「Eki-ben LIVE」公演では、オリジナル曲を中心に実験的な音作りに挑み続けている。 2012年からは新潟市の依頼で廃絶した「角兵衛獅子」囃子の復元に着手し、地域の演奏家を育成するなど 演奏・研究・教育など様々な分野で多面的な才能を発揮している。
インド側アーティスト
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ファテー・アリ・ハーン
(シタール) -
アマーン・アリ・ハーン
(タブラ) -
サンギータ・チャタルジー
(カタック)
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文化事業部 事業第1チーム
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