日本と海外のアーティストのコラボレーションを支援
2023年度 舞台芸術国際共同制作 オブザーバー
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- オブザーバー制度とは?
- さまざまなバックグラウンドを持つ第三者が、オブザーバーとして舞台芸術の制作過程を記録し、報告書やイベントを通して公表する制度です。プロセスを共有することで、舞台公演の国際共同制作の過程を一般に広く伝えていき、より多くの公演団やアーティストによる海外とのコラボレーションに役立てます。また、普段接することのできない国際的な現場の様子から、新たな形での国際交流への気付きを提供することを目指します。
令和5年度 舞台芸術国際共同制作事業 プロセスオブザーバー報告書
各作品の舞台裏では何が起こっていたのか、制作者とのインタビューや制作過程の観察記録など、各オブザーバーが様々な角度から作成した報告書を通じて国際共同制作が完成するまでの一連をお届けします。
日本語/2024年3月27日発行
オブザーバー
藤川貴弘(ふじかわ たかひろ)
担当作品:渋谷慶一郎×ジュスティーヌ・エマール、アパッシオナート(フランス)『渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ®「MIRROR」』
1980年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、カルチャーメディア「STUDIO VOICE」の広告営業/プランナー、ファッション専門チャンネル「FashionTV」日本版のプランナーなどを経て、2017年に独立。紙・WEB媒体での編集・執筆、WEBサイトなどデジタルコンテンツの制作・ディレクションを行う。2020年8月からはコントリビューティング・エディターとしてカルチャーメディア「TOKION」の編集部にも参加し、さまざまなカルチャー領域の記事を手がけている。同メディアでは音楽家・渋谷慶一郎の動向を追う連載「MASSIVE LIFE FLOW——渋谷慶一郎がいま考えていること」も担当。
撮影:加藤甫
藤末萌(ふじすえ もえ)
担当作品:石神夏希×ナッタモン・プレームサムラン(タイ)『パラレル・ノーマリティーズ「Whispering Blue ー 青い車の後部座席から聞こえた君の声」』
1987年神戸出身、2022年から台北在住。2016年より千葉県松戸市のアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の運営に携わる。フリーランサーとしてもアートプロジェクトやまちづくりの現場でマネジメントやPRを行ない、「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」(2018年、熊本市現代美術館)プロダクション・マネジメント、「プラータナー:憑依のポートレート」東京公演(2019年、東京芸術劇場)広報などを担当。
撮影:山端拓哉
山﨑健太(やまざき けんた)
担当作品:荒木優光、塚原悠也×ウィチャヤ・アータマート(タイ)『ジャグル&ハイド(演出家を探すなんだかわからない7つのモノたち)』
1983年生まれ。批評家、ドラマトゥルク。演劇批評誌『紙背』編集長。WEBマガジンartscapeでショートレビューを連載。2019年からは演出家・俳優の橋本清とともにy/nとして舞台作品を発表。主な作品に『カミングアウトレッスン』(2020)、東京芸術祭ファーム2022 Farm-Lab Exhibition『Education (in your language)』(2022)など。
田中みゆき(たなか みゆき)
担当作品:白神ももこ×ラタナコーン・インシシェンマイ(ラオス)『ラオス×日本 ろう者と聴者が協同する「アジアのオブジェクトシアター」』
キュレーター、プロデューサー。「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害当事者や鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に映画「ナイトクルージング」(2019年)、「音で観るダンスのワークインプログレス」(2017-2019年、KAAT神奈川芸術劇場)、「ルール?展」(2021年、21_21 DESIGN SIGHT)、展覧会「語りの複数性」(2021年、東京都渋谷公園通りギャラリー)など。ACCの助成を得て2022年7月から12月までニューヨーク大学の客員研究員としてニューヨークに滞在。
[お問い合わせ]
国際交流基金(JF)
文化事業部舞台芸術チーム
電話:03-5369-6063
メール:pa@jpf.go.jp
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