野村萬斎×杉本博司
“ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域(かみひそみいき)~”公演
スポーツ・文化・ワールド・フォーラム 公式プログラム文化イベント

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、Bunkamura(株式会社東急文化村)と共催し、文部科学省等主催による「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」の公式プログラム文化イベントとして、古典芸能の枠を越えて第一線で活躍する狂言師・野村萬斎氏の出演、現代美術作家として幅広く活躍する杉本博司氏の構成・美術による「ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域~」を上演いたします。

「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」に参加する世界各国のスポーツ大臣、政府関係者及び世界経済フォーラムの若手ビジネスリーダー等、海外からの要人を招待し、日本の伝統芸能・現代美術の枠を超えた新たな日本の舞台芸術の魅力を発信すると共に、広く日本の一般の皆さまにも参加を呼びかけ、ラグビーワールドカップ2019、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会、関西ワールドマスターズゲームズ2021等に向けた機運醸成を行います。

スポーツ・文化・ワールド・フォーラム 公式プログラム文化イベント「ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域~」の画像

概要

日時 2016年10月21日(金曜日)19時~20時(開場:18時) 
会場
Bunkamura オーチャードホール(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)
JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分
東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分
東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」3a出口より徒歩5分
演目 ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域(かみひそみいき)~
出演 野村 萬斎(狂言師)
構成・美術 杉本 博司(現代美術作家)
実施体制 主催:国際交流基金、文部科学省 共催:Bunkamura
制作協力:公益財団法人小田原文化財団
招待人数 1,000名
申し込み 入場無料 [要事前申込・抽選]※小学生未満入場不可
(受付期間:9月2日(金曜日)~9月23日(金曜日)(消印有効)
Bunkamuraウェブサイトまたは郵便ハガキにてお申し込みください
  • Bunkamuraウェブサイト
  • 郵便ハガキ
    郵便番号、住所、氏名、電話番号、ご希望の枚数(2枚まで)、ご入場の際会場スタッフのサポートを必要とされる方は、どのようなサポートが必要かをご記入の上、ご郵送ください。
    応募先:〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
    Bunkamura「ディヴァイン・ダンス 三番叟」係

※当選者の発表は10月7日(金曜日)までに招待状(座席指定券引換ハガキ)の発送をもって代えさせていただきます。

ご応募にあたっての注意点
  • 小学生未満のお子様はご応募、ご入場いただけません。
  • 応募方法を問わず、ご応募はお一人様1回限りとさせていただきます。1メールアドレスで複数のご応募は出来ません。
  • お客様の個人情報は本イベントに関するお客様への連絡、応募対象の確認及び個人を特定しない統計資料の作成のみに使用させていただきます。

ディヴァイン・ダンス 三番叟 ~神秘域~

(解説:杉本博司)

三番叟は我が国に伝わる幾多の芸能の中でも、最も古い形式を留める古曲である。その源は天照大神の天岩戸伝説の頃まで遡ることができると言われている。この舞は、神が降霊する様を現したものであり、神事として最も重い曲として扱われる。その曲の流れは、時に静かに、時に激しく、舞を舞う生身の人間の身体に、密かに舞い降りる神霊の姿が見え隠れする。我が国における神の姿は、古来より気配としてのみ現われる。その気配は、現代社会へと堕した今日の日本にあっても、確実に存在することを、あなたは目の当たりにする。そして神が秘そむ域で、あなたは息を潜める。
松羽目にかえて、雷(いかづち)を染め抜いた幔幕をもって古代の神話空間とした。

プロフィール

野村 萬斎(のむら まんさい)(出演)

野村萬斎(のむら まんさい)氏の写真

狂言師。1966年生。人間国宝・野村万作の長男。祖父故6世野村万蔵及び父に師事。重要無形文化財総合指定者。東京芸術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。狂言・能公演はもとより、現代劇や映画の主演、古典の技法を駆使した作品の演出など幅広く活躍。あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞等を受賞。著書に『萬斎でござる』『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社)等がある。2002年より世田谷パブリックシアター芸術監督。

杉本 博司(すぎもと ひろし)(構成・美術)

杉本博司(すぎもとひろし)氏の写真

現代美術作家。1948年東京生まれ。1974年よりニューヨーク在住。徹底的にコンセプトを練り上げ、精緻な技術によって表現される銀塩写真作品は世界中の美術館に収蔵されている。近年は執筆、設計へも活動の幅を広げ、2008年建築設計事務所「新素材研究所」を設立。主な著書に『空間感』(マガジンハウス)、『アートの起源』(新潮社)等。内外の古美術、伝統芸能に対する造詣も深く、『杉本文楽 曽根崎心中付り観音廻り』(2011)等の演出を手掛ける。現在、東京都写真美術館にて個展開催中。2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞、2010年秋の紫綬褒章を受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ章受勲。

スポーツ・文化・ワールド・フォーラム

ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、関西ワールドマスターズゲームズ2021等に向けて、観光とも連動させつつ、スポーツ、文化、ビジネスによる国際貢献や有形・無形のレガシー等について議論、情報発信し、国際的に機運を高めるためのキックオフイベントとしての国際会議を、2016年リオ大会直後の秋に、京都と東京で開催。

プレスリリース

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 事業第1チーム
担当:二子(ふたこ)
電話:03-5369-6061

[チケットに関するお問い合わせ]
Bunkamura 電話:03-3477-3244(10時~19時)

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