石見神楽英国公演・レクチャー
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、英国において「日本文化季間」が開催されることを受け、その主要文化行事の一つとなるロンドン・ジャパン祭りをはじめ、大英図書館とカーディフ国立博物館で石見神楽公演およびレクチャーを実施します。
今回派遣する「石見神楽」は、その昔、石見の国と呼ばれた島根県西部で伝承されてきた神楽です。主に豊作を祈願して神社の秋祭りで奉納されます。儀式的な演目と神話等をもとにした演劇的な演目で構成され、軽快なテンポに合わせた勇壮な舞と豪華絢爛な衣裳は多くの観衆を惹き付けています。伝統芸能ながら時代と共に革新を加えながら変化してきた今日に生きる芸能として知られています。
今回は、この石見神楽の代表的な演目とされる「大蛇(おろち)」のパフォーマンスとあわせ、日本の民俗芸能を30年以上にわたり研究されてきた日本在住の英国人専門家によるレクチャーを実施します。
古くから地域や草の根で受け継がれてきた日本の郷土芸能の紹介を通じて、日本文化の多面的な魅力を伝えるとともに、両国市民の文化交流を深め、両国間に残るレガシー創りに貢献します。
(c)AI‐KIKAKU
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本公演事業は「日英文化季間2019-20」の一環として位置づけられています。
ロンドン・ジャパン祭り 石見神楽公演
日時: | 2019年9月29日(日曜日)(1)11時20分(2)15時(3)18時20分 |
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会場: | トラファルガー広場 特設ステージ(Trafalgar Square, London, WC2N 5DN, UK) |
出演: | 大都神楽団 |
演目: | 大蛇 |
参加: | 参加無料 |
主催: | 国際交流基金 |
共催: | ロンドン・ジャパン祭り実行委員会、在英国日本国大使館 |
協力: | 石見観光振興協議会(Iwami Tourism Promotion Committee) |
問合先: | http://www.japanmatsuri.com/ |
付随事業
ロンドン大英図書館 公演・レクチャー
日時: | 2019年9月28日(土曜日)15時~16時30分 |
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会場: | 大英図書館 メインホール(96 Euston Road, London, NW1 2DB, UK) |
出演: | 大都神楽団 |
演目: | 大蛇 |
参加: | 参加無料 https://www.bl.uk/events/iwami-kagura-performance-by-otsu-kagura-troupe |
日時: | 2019年9月28日(土曜日)13時~14時30分 |
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会場: | 大英図書館 ナレッジセンター エリオットルーム[定員70名] |
登壇: | 基調講演:テレンス A. ランカシャー 大阪大谷大学人間社会学部教授 モデレーター:デイビッド W. ヒューズ |
講演概要: | 日本の民俗芸能と神楽 宮廷音楽として発展してきた雅楽、能楽、歌舞伎、文楽、琴や三味線等の邦楽等、日本には、古来より多種多様な芸能が生み出され発展してきた長い歴史があります。主に都で発展してきたこれらの芸能とは対照的に、神楽を含む神事的な民俗芸能が数多く存在します。本公演では、こうした日本の民俗芸能を概観し、その歴史的背景や現在に至るまでの道のりを紐解きます。 |
参加: | 参加無料(予約制) 参加予約:https://www.bl.uk/events/kagura-introduction-to-japanese-kagura |
問合先: | 電話: +44 (0)1937 546546 Eメール: boxoffice@bl.uk (メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください) URL: https://www.bl.uk/events/kagura-introduction-to-japanese-kagura |
主催: | 国際交流基金 |
共催: | 大英図書館 |
カーディフ国立博物館 公演・レクチャー
日時: | 2019年9月27日(金曜日)13時~14時 |
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会場: | カーディフ国立博物館・エントランスホール(Cathays Park, Cardiff CF10 3NP, UK) |
出演: | 大都神楽団 |
演目: | 大蛇 |
参加: | 参加無料 https://museum.wales/cardiff/whatson/10823/Iwami-Kagura-Show/ |
日時: | 2019年9月27日(金曜日)12時~12時50分 |
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会場: | カーディフ国立博物館 Ystafell Augustus a Gwen John Room[定員50名] |
登壇: | 基調講演:テレンス A. ランカシャー 大阪大谷大学人間社会学部教授 |
講演概要: | 日本の民俗芸能と神楽 宮廷音楽として発展してきた雅楽、能楽、歌舞伎、文楽、琴や三味線等の邦楽等、日本には、古来より多種多様な芸能が生み出され発展してきた長い歴史があります。主に都で発展してきたこれらの芸能とは対照的に、神楽を含む神事的な民俗芸能が数多く存在します。本公演では、こうした日本の民俗芸能を概観し、その歴史的背景や現在に至るまでの道のりを紐解きます。 |
参加: | 参加無料(予約制) 参加予約:https://museum.wales/cardiff/whatson/10824/Talk-The-Kagura/ |
問合先: | https://museum.wales/cardiff/ 電話: +03(0) 0111 2333 Eメール: cardiff@museumwales.ac.uk (メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください) |
主催: | 国際交流基金 |
共催: | カーディフ国立博物館 |
プロフィール
大都神楽団(島根県江津市)
島根県西部に伝わる郷土芸能・石見神楽の新たな担い手として、平成11年に結成。風土薫る伝統的な石見神楽の魅力を伝えるべく、古典演目の継承に研鑽しつつ、新たな演目の創作を行うなど、継承と発展に向き合いながら活動している。神社の例大祭での奉納はもとより、県内外のイベント等に積極的に出演するほか、都市部での単独公演や海外公演にも取り組んでいる。2019年4月には、初となる石見神楽専用劇場「舞乃座」が開設されたが、その設立計画時より企画に携わり、現在は、新たなファンの拡大と観光客やインバウンドに対応した石見神楽発信の拠点施設になることを目指して、その運営に取り組んでいる。
テレンス A. ランカシャー(大阪大谷大学 人間社会学部教授)
石見神楽をはじめとする日本の民俗芸能全般が専門。現在、大阪大谷大学および神戸大学で教鞭を執るかたわら執筆活動を行う。著書に『An Introduction to Japanese Folk Performing Arts (SOAS Studies in Music Series)』等。ロンドン大学東洋アフリカ学学院修士課程修了、大阪大学大学院研究科博士課程修了。
デイビッド W. ヒューズ(ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院(SOAS)研究者)
ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院(SOAS)音楽学科教授および日本研究センター研究員。30年近くにわたり日本の伝統的な民俗音楽の研究を行っており、これまでにUK’s Japan Society Award (2011)、旭日章 (2017)、小泉文夫音楽賞(2018)等を受賞。米国イェール大学修士課程修了、ミシガン大学博士課程修了。
プレスリリース
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 舞台芸術チーム
担当:豊田
電話:03-5369-6063
Eメール:pa@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)